さてDeveloper Camp 2012 Japan Fallで唐突にScottGuが「来週前半にポータルアップデートするよ!」とか言ってたWindows Azure管理ポータルのアップデートですが、月曜日にきちゃいました。(USだと日曜日じゃねーの的な)
簡単にまとめられてるのを引用するとこんな感じです。
- サービス バスの管理と監視
- 共同管理者の管理のサポート
- SQLデータベースに対するインポート/エクスポートのサポート
- 仮想マシンのエクスペリエンスの拡張
- クラウド サービスの状態通知の改善
- メディア サービスの監視のサポート
- ストレージ コンテナーの作成とアクセス制御のサポート
サービスバスの管理と監視
やっとWindows Azure 管理ポータル(Preview)にサービスバスの管理機能が付きました。
App Servicesメニューも増えましたね。
あと監視って言ってるだけあって他のサービスと同様にダッシュボードから状態を見ることができます。
共同管理者のサポート
今まで出来ていませんでしたけど共同管理者(Co-Admin)の管理ができるようになりました。
これでだいぶ現行のSilverlightのポータルとの往復が減りますね!
SQLデータベースに対するインポート/エクスポートのサポート
Windows Azure管理ポータル上からSQL Databaseへインポート/エクスポートができるようになりました。
インポート時は予め.bacpacファイルをBlobにUploadしておく必要がありますが、新規にサーバー作ったり既存サーバーにインポートしたりが簡単に行えます。
Exportも同様にBlob上に吐き出せます。
ImportはNewメニューからでもできますね。
操作履歴はSQL DatabaseサーバーのHISTORYで見れます。
いいですね!
仮想マシンのエクスペリエンスの拡張
なんの拡張だろう?と思ったんですがどうもVMsインスタンスを削除したときにVHDが一緒に削除されない件の対応っぽいです。
というわけでDelete Disk機能が追加されました。
ちなみに削除しようとすると
みたいにポップアップされます。ここで関連付けられてるストレージ上のVHDファイルもろとも完全消去するか、ストレージ上のVHDファイルは置いておくか(Retain Associated VHD)選べます。
クラウド サービスの状態通知の改善
※Windows Azure Cloud Servicesのことです
ダッシュボードと一覧にステータス通知(要約)がでるようになりました。
Runningじゃなかったら要約が出るみたいですね。
ハイパーリンククリックすると詳細が見れます。
なんかBusyだったりすると、どこで止まってるかわかりやすくなってるようですよ!
メディア サービスの監視のサポート
ダッシュボードがついてキューの状態やジョブの数が監視できるようになりました。
ストレージ コンテナーの作成とアクセス制御のサポート
Windows Azure管理ポータル上で、Windows Azure Blob Storageのコンテナを作成・編集できるようになりました。(むしろ今まで出来てなかったのかよ的な)
もちろん権限も設定できます。
編集時はメタデータの修正もできますね。
あとBlobの一覧表示と削除ぐらいはできるようです。
というわけでWindows Azure管理ポータル(Preview)もだいぶよくなってきましたね!正式版が楽しみです。(あとACSとかですかね)