8月ですね(白目
というわけでUpdateがいくつかありましたので簡単に紹介します。
- Azure SQL Database introduces geo-restore, standard geo-replication, and auditing
- Azure SQL Database adds new features
- 新しいTier(Basic/Standard/Premium)に機能が追加されました
- Auditing (監査)
- ※プレビューポータルとAPIからのみ利用可
- 更新や問い合わせなどデータベースで発生するイベントについて監査ログをとることができます(ストレージに吐き出す感じ)
- コンプライアンス対策などにいいですね
- Basic/Standard/Premiumで使えます
- Standard Geo-Replication
- 非同期にレプリケーションされるセカンダリデータベース
- リージョンをまたぎます
- StandardとPremiumのみで利用できます
- セカンダリデータベースはプライマリデータベースの75%のコストが発生します(高いなぁ)
- Geo-Restore
- メインのデータセンターに障害が発生した際に任意のGEOへDBをリストアできるようです。
- 地理冗長BLOBストレージを使って毎日バックアップをとるようです
- Basic/Standard/Premiumで利用できます
- きっとSEの雑記の中の人こと金麦殿(ムッシュ)が詳しく…
- 表にするとこんな感じ(公式参照)
- New regions for HDInsight: East Asia, North Central US and South Central US
- Azure Scheduler available in Brazil South region
- スケジューラーがブラジル南リージョンで利用可能になりました
- Updated Notification Hubs pricing
- 9月1日から通知ハブの価格が改定されるようです
- 通知ハブの料金詳細
- ちょっと機能的にもかわってる様子(料金表を見る限り)
- バルクインポートとかスケジュールPushとかリッチな測定とか
- FREEでのプッシュ可能数が100万までに増えましたがブロードキャストできるタグサイズとかにリミットついたり
- 月あたりのプッシュ数で追加料金かかるようです(そのかわり基本料が安くなったりいろいろ)
- 基本的には低価格化?
- General Availability: Zone Redundant Storage
- 予告されていた通り、ストレージの冗長化にゾーン冗長化(ZRS)が増えました(GAしました)
- ZRSはLRSと同様におなじリージョン内で3複製を持ちますが、LRSと異なり2~3の施設をまたいで冗長化します
- なのでLRSよりは設備的に耐久性が高くなります(リージョンとしては同一)
- 料金も変わります(→ 料金詳細)
- 現状はBLOBのみ利用可能
- 作れるけど寂しい。
- 新ポータルだとまぁそれなりに
- ZRSがBLOBだけということもあり、他の冗長化と気楽に変更したりはできなさそうですね(今のところ)
- ちなみにAzure Storage Explorerとかだとエラーになって操作できず(QueueとかTableも見てるせい?)
- Shared Cacheの終了
- 9月1日でSharedキャッシュが終了する予定です
- Silverlightの旧ポータルも同時に終わる予定