インストール方法とログイン方法など。最近MSアカウントに対応したのでログインまでのやり方です。
インストール
最初にnode.jsとnpmをインストールしましょう。公式サイトからダウンロード・インストールすればOKです。
あとはコンソールで以下のようにazure-cliをグローバルにインストールします。まぁお好みで。
sudo npm install -g azure-cli
最近だとDockerイメージもあるのでDocker導入済みならそちらを使うこともできます。公式ドキュメントを参照。
新しいバージョンへのUpdateはnpm update –g azure-cliとかでOKかと思います。
あとは通常どおりazureコマンドで利用できます。
ログイン
Azure CLIで操作する前にログインする必要があります。v0.9.10より古いバージョンでは証明書を使ったログインか、Azure AD上のアカウント(組織アカウント)を利用する必要がありました。
証明書を使用したログイン
もし手元に証明書がない場合は最初にダウンロードします。
azure account download
証明書ファイルが手に入ったらaccount importでインポートします。
azure account import "file location"
file locationのところにダウンロードした証明書を指定してください。あとは対象の証明書で管理できるサブスクリプションに対して操作が可能になります。
組織アカウントを使用したログイン
loginコマンドを使います。
azure login -u <account UPN (email address>
最近GAしたRBAC(ロールベースのアクセスコントロール)は組織アカウントだけが対象なのでこちらを使う必要があります。
Microsoftアカウントを使用したログイン
loginコマンドにユーザーIDを渡さないで実行します。
azure login
すると http://aka.ms/devicelogin にアクセスを促されます。コンソールはそのままでブラウザでURLにアクセスします。
コードの入力を促されるので、コンソールに表示されているコードを入力します。(Enter the code —–となっているところ)
あとは通常のサインインプロセスが走るのでMSアカウントでサインインします。まぁ組織アカウントでもサインインできますが。
どうでもいいですけど、Safariだとなんかフォントがいまいちですね。
しばらく待つとコンソール上でサインインが完了し、サブスクリプションの一覧が表示されます。
あとは通常通り操作が可能です。
その他
組織アカウントを多要素認証で保護している場合などは以下のようなエラーが発生します。
$ azure login -u xxxx@xxxxxx info: Executing command login Password: *************** + Authenticating... error: Interactive login is required. Use 'azure login' to interactively login. info: Error information has been recorded to azure.err error: login command failed
この場合はMicrosoftアカウントでのサインイン方法でブラウザから認証を行ってください。