Windows 10 のデバイスポータル

Windows 10 のInsider PreviewにBuild 14342が本日リリースされました。

細かな話はさておき、このビルドからちゃんとデバイスポータルが動作するようになりました。

デバイスポータルというのは、Windows 10 IoT Coreが最初にお披露目したと思うのですがブラウザ経由でデバイスの状態を確認したり、アプリケーションをデプロイしたりといったユーティリティが提供されたWeb管理ツールです。

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見たことある人もいますよね。実はこのデバイスポータルはWindows 10であればどのデバイスファミリーでも利用可能だったりします。
例えばWindows 10 IoT CoreのほかにPhoneやXBox、HoloLensなどもそうですね。既定の設定(ポート)や設定方法についてはドキュメントを見ましょう。

Windows 10のデスクトップで有効にするにはBuild 14342にあげてから設定→更新とセキュリティ→開発者向けを表示し、「デバイスポータルを有効にする」をオンにします。

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認証は適宜設定しましょう。なお接続方法のところにリンクがありますがポート指定されてないのでクリックしても接続できません。

Windows Developer Modeのパッケージがインストールされていることも確認しましょう。
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なお実体はWeb Managementというサービスです。レジストリなどを弄った後はこのサービスを再起動しておくといいかもです。
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さてDesktopの場合、接続するポートがランダムになってしまうので面倒くさいです。
一応レジストリで固定化できるのでしておきましょう。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WebManagement\Service

にDWORD(32bit)でHttpPort、HttpsPortを作ってそれぞれポート番号を指定します。
また動的なのをやめるために UseDynamicPorts を0に設定します。(設定後サービス再起動しましょう)

例:
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※このあたりを参照 → Device Portal for Desktop

接続してみると認証が有効な場合以下のような画面になります。

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適当に設定してあげるともろもろアクセスできるようになりますので良しなに。
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まぁそういう感じでざっくり管理がどのデバイスファミリーでも利用できるのは良いかもですね。

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