しぐまにゃんと飲んでるときに「どっかいこーぜ」「よりもい!」「よりもい!」と盛り上がり南極に行きかけたんですが我々女子でもないし高校生でもないので(?)先にエストニアに行くことにしました。
大義名分はエストニアの電子政府を始めとしたIT関連の現状把握とか文化を知りにという感じ。なお予めお勉強して最低限電子政府の概要は押さえておくのは言うまでもなく。まぁお堅い話は置いといて差し障りのない部分をいつものようにぺたぺたしましょう。
- 今回はスカンジナビア航空で成田→コペンハーゲン→エストニアという空路で。安めの選んだけどコペンハーゲンで乗り換え8時間待ち、成田11時ぐらい発とかなんで関空から移動することを考えると3時に家を出るとかそんな旅程になったので明らかに失敗した感あるがまぁやむなし。機材遅れで+3時間ほど成田で待ち。
- 基本的にしぐまにゃんが旅慣れてる感じで勝手知ったるヨーロッパぽいのでおいらはかばん持ち。
- 乗り換え地コペンハーゲン空港。列車に乗ってコペンハーゲン中央駅まで(30分ぐらい)。駅出て目の前にTivoli(遊園地らしい)が。こっちの言葉だったのか(知らんかった)
- あとは教会みたり古い街並みを見て回りニューハウンで晩御飯。この時点で20時ぐらい。夏だから明るい。
- 高校かな?の卒業イベントと日が被ったみたいで荷台にのって騒いでる若者をたくさんみた。町中叫びながら練り歩いて(走って)最後は広場の噴水に飛び込んでた。真っ裸な人がいたりしてすごいなーって思った(最初何がなんだかよくわからなかった)
- その後もう1件はしごしてビール飲んで空港へ。しぐまにゃんスマフォ置き忘れてた。小さめの飛行機でコペンハーゲンからエストニアへ。着いたら25時ぐらい。空港そばのホテルでほぼ寝るだけの作業。家を出てから30時間ぐらい?即寝落ち。
- 翌日はエストニアの首都タリンへ。むっちゃ天気がいい。高齢者は長時間の移動で疲れたので午前中にマッサージを受けつつ昼ご飯後に宿を借りに。借りた宿がむっちゃイイ。コスパもいいしでサイコーやった。サウナ付き!ただし1度も利用する暇なし…あと洗濯機ついてたけど、最後まで操作方法は分からなかった。よくわからないボタン4つとタイマーぽいダイアルと水量のダイアルぐらい。洗えたけど脱水方法がさっぱりわからなかった。でもびちゃびちゃでも室内干しでカピカピになるぐらいには乾燥してる。目の前にショッピングモールもあるしスーパーもあるので便利。毎朝バナナ食べてた。このあたりから、インスタ映えするしぐまにゃんの写真を撮らされてる感ある。なお寝室はシャチョーに譲ってワイはソファーでごろ寝。
- その後、歴史地区(旧市街みたいなところ)へ。聖母マリア大聖堂を見学したりした。歴史が複雑なんだけどロシア様式やバロック様式がたくさん見れた。5€で塔にも登れる。見晴らしは最高ですね。大聖堂がある場所は丘の頂上らへんなので周りに塔より高い建物もなく、タリンを見渡せる感じで大変よい。歴史地区の境目がよくわかる。
- 小腹がすいたので、歴史地区の広場でビール。Cloud Computing With IPAが飲みたかったけどもうないみたい。スーパーでも探したんだけど無いので受注生産だろうか。(?)Sakuが有名な銘柄らしい。晩御飯は優しい味のスープ。琥珀のアクセサリーや木工やニットといった手工芸品が名物みたいなのでフリーマーケットぽく広場にたくさん店でてるし、お土産屋さんもたくさん。適当に物色する。宿に戻ってワールドカップでも見ながらビール飲んでそのまま寝る。
- 次の日(日曜日)はフェリーでお隣のフィンランド、ヘルシンキへ。それなりの値段はするけどWiFiついてるし施設も充実してるので退屈せず過ごす。後半寝てたけど。路面電車にのって港からヘルシンキ中央駅あたりへ。切符はよくわからん。券売機に行列できてたので並んでる間にHSLっていうアプリをインストールして済ます。検札必須じゃないぽいが罰金怖い。なお1日券なども観光に便利なチケットもある(今回は1日券)。その後また船に乗って(チケットはHSLで買ったので乗れた)20分ほど離れたところにあるスオメンリンナの要塞へ。2時間ほど歩き倒して戻ってきて昼食。
生神女就寝大聖堂やテンペリアウキオ教会へ。変わってるけどテンペリアウキオは近代建築ぽいのであんまり。岩をそのまま使ってるんだけど登ったりできるのね。絶対落ちたり事故あるやろ… その後市内を歩いて回ってまたフェリーでタリンへ。むっちゃ歩いた。。。
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月~水はいろいろお仕事。とりあえずの中嶋さんに現地企業を紹介してもらっていろいろお話聞いたりディスカッションしたりする。英語ェ。会話のボールポゼッションが10%~がんばって30%とかなのが課題。
Tehnopolが運営するインキュベーションセンターの一人用(?)ブース。このビル、シャワーもあるし全然住めるな!
Microsoftのエストニア支店にもお邪魔した。Microsoftはどこ行ってもあまり変わらなくて安心するな!(?) 打ち合わせルームはAzureとかOffice365とか名前付いてるけど横見たらExcel、その横はなぜかExcel2… 高度なジョークなのだろうか。 -
EstoniaといえばSkype発祥の地。というわけでこちらも見学。
中の設備はだいぶMicrosoftっぽくなってた(?)。あと夏季休暇に入った人が多くて出社してる人少なかった。ここにもシャワーやサウナもあって余裕で住めそうだ。 -
スタートアップが入ってるコワーキングスペース的なLIFT99も軽く見学。借りた宿から歴史地区挟んで反対側ぐらいの場所にある。なるほどエストニアマフィア。taxifyもここ出身ぽいね。
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Global Summitで知り合ったエストニアのMVPな人たちと晩御飯。エストニアの伝統的な料理を教えてもらったりした。新じゃがのポテト美味しい。日本人のNoはYesなのか?的なネタで盛り上がる。(ウェイターの強烈な推しを拒否できず現地のレモネードぽいきつめ?の酒少量を一気飲みさせられたせい)
なんか7週間休暇するとか言っててうらやましい限り。日本人盆休み5日未満とかというネタでクレイジー言われる。いい加減発信できるネタが自虐ネタ以外だせるようにしたい。。。 -
近所にあるYui SUSHI。日本人の方がオーナー。欧米風アレンジせずに勝負してるらしい。食べたのは太巻き。どんぶりもあるよ。おいしい。懐かしい味がする。
- たまたま現地日本人の人たちがシアターで日本戦見るよ!ということなので晩御飯を軽く食べてお邪魔する。ロシア料理1品+ビールを4人で32€。むっちゃ安い。シアターでは最前列で大画面で一喜一憂した。
いい試合だった。関係ないけどこっちの中継はむっちゃ淡々と真面目に戦術とか解説してくれる。その後残念会とかでBarへ。27時ぐらいまで飲んでた。おっさんなのでおっさんらしい会話する。タリンに留学してる学生さんがトッキー知ってて世間は狭いと思った。夜中でもふらふら出歩いて大丈夫なぐらい治安がいい。ほんとに大丈夫かはなんとも言えないけどよほど変なところに行かない限りは比較的安全だとは思う。 - サッカー観戦で知り合った日本人の人がピクニックするからおいで~と誘われる。特に予定もなく帰るだけだったので参加。なんかエストニアは合唱が盛んらしく、みんなで唄うらしい。楽譜渡されても…エストニア語だし初耳だし。まぁ参加してみる。自由だ。
途中で現地の学生さんたちも合流。話して自己紹介なんぞしてたら、参加してた現地在住の方がしぐまにゃんの同級生ということが判明。25年ぶり?とかなんとか。すごい偶然だ。むっちゃ面白いw なんだかんだ22時ぐらいまで食べたり喋ったりして宿まで歩いて帰る。日が落ちず明るいので気にならない。 - 帰りは朝6時のフライトでまたコペンハーゲンへ。出だしから雨に降られた。。今度はコペンハーゲンから電車で橋(海峡)を渡りスウェーデンのマルメへ。時差もあり朝8時とかについてもすることがない…とりあえず北欧のスタバっぽいEspresso Houseで時間をつぶす。出社する人(?)を傍目にビールでも飲もうとしたけど売ってる店がない/(^o^)\ そういえばいわゆるチェーン店は全然見かけなかったな。サブウェイとマクドナルドを1件づつ見かけたぐらいか。なぜかバーガーキングは数店舗あったけど。(H&Mとかそういうのはどこでもあったけど)
マルメ城みたり捻ったマンションみたり。途中よくある自転車レンタル借りる。おっさん二人でサイクリング。快適。広場にテラス席だしたりしてる店が多い。あと広場も結構あった。その後マッサージを受けてForm Design Center見てご飯食べて帰路へ。帰ってきたら大雨で大変なことになってた。(自宅近辺は無事) -
エストニアはUberよりtaxifyという地元発祥の企業の仕組みのほうが安いし便利だった。結局タリン内では公共機関には今回乗らなかったな。
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現地に滞在してる日本人な人たちとも話したんだけど、エストニアの人むっちゃ親切だし紳士だった。妬み嫉み恨みとか全然ないぽい。すごい。ITとかするならアメリカ西海岸みたいなのあるけどIT以外を考えるとエストニアで暮らすほうが幸福度高そうという個人的感想。まぁ何がしたいのかとか普遍的な疑問に行き着くので多くは言わない。何かをなしたいのか就職したいのかとかでも全然違うし。
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街中の印象はのんびり。道とか見ててわかるけどすごくゴミがない。よくあるガムのカスが黒くなったやつとか見かけない。(日本やスウェーデンのマルメとかシアトルとかではよく見かける)
臭いも全然違う。基本的に嫌な気分になったとか一切なかった。
あと建国100周年らしい。ヨーロッパの歴史は複雑。 -
今は夏だから日も長く(日の出が4時ぐらい、日の入りが23時ぐらい)気候も過ごしやすくていいけど冬はどうだろう?つらいとは聞く。22時ぐらいでも明るく青空だった。よく考えたら朝焼けや夕焼けはないんだな。
この写真で22時ぐらい。 -
学生の話聞くと学費はだいぶ安目だし、修士はこっちで生活できるぐらいの給料はでるみたい?その後の永住権の優遇とかいろいろあるぽい。収入の平均は日本円に換算するとだいぶ安く感じるけどこっちだとまぁ問題ないのかな?
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IT利用は盛んだし受け入れる土壌はできてそう。税金や医療などエストニア政府のおかげでデータ連携はかなり進んでそう。半面官公庁系のWebはUIなどに難があるっぽいが…あと内需だけだとしんどいので近隣の諸国向けにビジネスしてることが多いぽいね。Skypeマフィアやユニコーン企業がいい土壌作ってるのが印象的。目的に応じた会社掛け持ちしたり、渡り歩いたり。ソフトウェア会社も100名もいればかなり大きな企業で20名でも大きい感じ。それぐらいのほうがいいかもだ。EU圏ということもありプライバシーについてはだいぶ神経使ってる。自分の情報(カルテとか)をどこまで開示するかとかユーザー自身がコントロールできるぽい。ただしプライバシーデータとする中身については日本人の感覚とはだいぶ違うかも。
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今回あった人はみんな若かった(少なくとも自分よりは)。
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英語はだいたい通じる(自分の英語ができるという意味ではない)。メニューなどはだいたいエストニア語と英語併記されてるので何とかなる感じ。Hello代わりのTereと乾杯の意味のエストニア語だけ今回覚えたw
そんな感じで、すごくいい体験になった。思い付きで行動して見るもんだな~。