というわけで、4月24日~25日、Windows Developer Daysに参加してきました。
しかも2日目(25日)の SP-011 Windows 8 と Azure で更に広がる VOCALOID の世界でヤマハの剣持さんと一緒に喋るという、大変貴重な経験をさせて頂きました。
セッション内容はというと、Day 2のキーノートで紹介されたMetro Style App版VOCALOIDの裏側のお話でした。
セッション資料はたぶんMicrosoftさんが公開してくれるでしょう。。。(ちゃんと聞いてない)
簡単に説明すると、ボーカロイドの父と言われている開発者の剣持さんから
- VOCALOIDって何?
- VOCALOIDを取り巻く世界
- VOCALOIDエディタについて
- VOCALOIDの音声合成の仕組みについて
- NetVOCALOIDについて
- VOCALOIDの未来
などをお話し頂きました。
さすが剣持さん、ライブで打ち込んで調教したりとサービス満点です。他のセッションに比べ「音」を扱うだけに左右の部屋に音漏れしないか注意しながらのデモでしたが(実際少し漏れてた?)、VOCALOIDについて面白い話をたくさんして頂きました。
楽器が変わるとできる音楽もかわる、VOCALOIDはそういう意味で新しい音楽を切り開くきっかけになるんじゃないかなというのは、すごくそう思います。で、より簡単にいろんな人に触ってもらいたいと。
キーノートでは見た目インパクトや話題性なところが若干先行しましたがw
で、後半おいらのほうでキーノートでお披露目されたMetro Style App版のVOCALOIDの再演(西脇さんのデモの後というひどく高いハードル)と、実は裏でWindows Azureが動いてたんだよ、こんなコンセプトでやったんだよ、というのを説明しました。
セッションでも言いましたが、サービスとしてシンプルに、スケーラブルに出来るようにしてます。詳しくはスライドでw
で、最後ポータブルなコンセプトのところで伝えたかったのはMetro Style Appはまぁ新しいUXでそれ自体可能性をたくさん秘めてると思うんですが、他のデバイスやKinectみたいなインターフェース、それからそれを実現するための裏側インフラとしてのクラウド、Windows Azureなどを組み合わせたらもっといろんな世界が広がるんじゃないかなぁと。
実際、Windows Azure Media Servicesなんかであらかた必要そうな機能はそろいますし、インフラとしては申し分ないんじゃないかな。
あとはおいら含めた開発者と、利用者の出番ですね。是非楽しい、面白い未来の世界を作り上げれればなと思います。で、おいらは少しでもそういったお手伝いができればいいな。楽しいことには積極的に参加したいですしねw
というわけで、普通に考えるとまったくもってWindows Developer Daysとは全然毛色の違うセッションでしたが、おかげさまで立ち見まで出るほどでした。キーノートさまさまw
参加者のアンケート結果を知るのはまだまだ先になりそうですが、セッションタイトルに恥じない、楽しんで頂ける内容になったんじゃないかな~と勝手に思ってます。剣持さんのおかげです!
最後になりますが、参加者の皆様、関係者の皆様、剣持さん本当にありがとうございました。