どうもWindows Azure AppFabric ACSの部分がカテゴリというかビルディングブロックというかブランドというか、 Windows Azure Active Directory という名前になった様子?
IdPとしての機能は無く、今まで通りACSが主体ですが紛らわしいですねw
年末に爆弾じゃなくて大型?のアップデートがきましたー。
今回更新されたのは以下の3つ。
で、ややこしいことに内部バージョンはWindows Azure SDK 1.6なんですが中身はいろいろ再配置・きったはったがありました。それに伴い名称なども変更されてるので注意が必要です。
まぁ元ソースは文末にまとめたリンクを見て頂くか、きっと日本語化された公式ソースっぽい内容をナイスガイさとうなおき氏が近日中にまとめると思われるのでそちらを見てください。(丸投げ)
Windows Azure AppFabric ACS使ってフェデレーション認証するのはいいけど、味気ないサインイン画面で辟易してる方も多いんじゃないでしょうか。
↓味気ないサインイン画面
というわけで今日はこいつのカスタマイズをしたいと思います。
ゴールとして今回はASP.NET MVC3のログイン画面内で上記のサインイン画面(というかセレクタ画面)を埋め込んでアプリケーションでちゃんと(?)制御できるようにしたいと思います。
というわけでWindows Azure SDK 1.5がでましたね。
さくっとインストールしてみましょう。(※Visual Studio “11”やWindows 8ではTools for Visual Studioがインストールできませんでした。Visual Studio 2010が入ってたら行けそうですけど .NET Framework 3.5と4が必要なところでこけそうです・・・)
インストールはWeb Platform Installerからするのが楽ちんなのでそのようにします。
※念のために古いSDKやTools for VSはアンインストールしました。
注意点:Storage EmulatorのDBが更新されるので、必要なデータいれてる人はバックアップしておきましょう。古いDB削除されます。
Azureで検索したら Azure AppFabric SDK 1.5とWindows Azure Tools for Microsoft Visual Studio 2010 – 2011年8月(リリース日が2011/09/14)の2つがでるので追加しましょう。
依存関係はこんな感じです。
日本語期待した人はサヨウナラ・・・
でインストールするとAzure SDK 1.5とAzure AppFabric SDK 1.5、Azure Tools for VSが入ります。
※ASP.NET MVC3 Tools Update Installerが入ってなかったようなので一緒にはいりました。
Visual Studioで見るとちゃんと更新されてますね。
さて、インストールが終わったらStorage Emulatorを起動して初期化しましょう。
更新後はDBこんな感じに。
DevelopmentStorageDb20110816 が今回使ってるDBです。以前のは消えてますので注意。
Compute Emulatorもちゃんと新しくなってます。
あとAzure SDK 1.5ではパスワード(文字列)の暗号化用ツールが追加されました。
今まで手動で証明書指定したり暗号化用のコマンド叩いたり超面倒だったのが一発で!!!(
以前のバージョンで作ったプロジェクトを移行する場合は Microsoft.WindowsAzure.StorageClient.dll を 1.1.0.0 に更新しましょう。
またWindows Azure Connectのプラグインで利用している以下の設定が無くなりましたのでコンフィグから削除する必要があるようです。
<Setting name="Microsoft.WindowsAzure.Plugins.Connect.Diagnostics" value="" /> <Setting name="Microsoft.WindowsAzure.Plugins.Connect.DNSServers" value="" />
元ネタ:Windows Azure SDK Release Notes (September 2011)
どう変わったか等細かいところはMSDNにドキュメントがありますが、おいおいということで。
ASP.NET Universal ProvidersおよびカスタムのHighPerformanceSessionStateProviderを見てきたわけですが、本命(?)のWindows Azure AppFabric Cachingだと、どんなもんなんでしょうか。
構成等は今までと同じで、Windows Azure AppFabric Cachingも同じエリア(東アジア)に作って試してみました。
※Azure AppFabric Cachingの使い方等は適当に検索で(
※アセンブリ追加してWeb.configにもろもろ追加+セッションプロバイダの変更をしただけです。(ちなみに今回はSSLなエンドポイントを使用)
↓結果
えらい早い ( ゚д゚) 12万セッションだだだっと作るのに3分ぐらい。
作りながら同じセッションで継続アクセスした場合はこんな感じ
削除処理とかはAzure AppFabric Caching側が面倒みるのでいつかわかりませんが、きちんと破棄されたりしているようです。
とまぁこんな感じでした。
CodePlexにある、Access Control Service Samples and Documentationが素晴らしい感じなので、参考になればと思いざっくり訳してみました。(適当な翻訳なのと、一部画像を追加したりしています。気になる方(及び最新情報)は原文を見てください。)
先日紹介したWindows Azure Toolkit for Windows Phone 7を実際に使ってみました。
※ Windows Phone Developer Toolsも入れておきましょう。
リリースされてました。
変更点は以下の通りです。
Windows Azure AppFabric ServiceBus はCTPにいろいろ機能が追加されているのでこちらも要チェックですねぇ。
CDNやらCachingやら特性知っておかないといざ使おうとして嵌るので、早めにつぶしておきたいですが。
今日から北米Tech・Ed 2011ですね。初日KeyNoteを適当にまとめてみました。