開発者は“Meet Windows Azure”で何と出会ったか

@ITの記事が公開されましたー

まだまだ新機能・更新箇所みてますが、できること多くてわくわくしますね!

せっかく拡張された機能、特性をうまく活用して便利に使いましょう!実現したい何かがちゃんと実現できるようになるといいですね!

Now Available: New Services and Enhancements to Windows Azure

公式より抜粋というか名状しがたき(ry

いろいろ

  • VPN&Virtual Machines、Cache、Media ServicesはPreview Releaseです。利用規約はこちら

元ネタに記載のなかった事項として

    • MacからRDPでつながるようになった(らしい)
    • エンドポイントにInstanceInput(各インスタンスへダイレクトアクセス)が指定できるように

    • さらにEndpointのプロトコルにUDPが指定できるようになりました。

既存サービスの拡張:

  • SQL ReportingSLAもできて正式リリース。オンプレミスで使ってたようなレポートがクラウド上でブラウザやモバイル、PC問わずアクセスできます。詳細は→ here.
  • Caching—新しいキャッシュサービス。現時点ではPreview Releaseです。Worker Role上に専用のサービスとして構築するか、各インスタンス上にインメモリな分散キャッシュ機能を加えることができます(WebRoleなどのアプリケーションと共存)。詳細は→ here.
  • Storage—既存のジオレプリケーションに加え、データセンター内だけのレプリケーションも選択できるようになりました。他には異なるストレージアカウント間のBlobのコピーや、Table/Queueに共有アクセス署名(SAS)が使えるようになったり。詳細は→ here.
  • Compliance— Windows AzureのコアサービスについてSSAE 16 (SOC 1 Type 2) の監査レポートが有効になりました。→ Windows Azure Trust Center.

新しいサービス:

  • Windows Azure Virtual Machines— 以前のVM Role。今時点でPreviewです。VHDのアップロード等、On-Premiseからクラウド上にサーバーやサービスを持って行けます。たとえば既存のSQL ServerやSharePointVirtual等をクラウドに移したり、Windows ServeやLinuxのイメージも展開できます。Windows Azure側でもイメージのテンプレートが用意されていて、ギャラリーから選択できます。 選択できるイメージテンプレートは以下の通り。
    • Windows Server
      • Windows Server 2008 R2
      • Windows Server 2008 R2 with SQL Server 2012 Eval
      • Windows Server 2012 RC
    • Linux:
      • OpenSUSE 12.1
      • CentOS 6.2
      • Ubuntu 12.04
      • SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2

Virtual Machinesは新しい管理ポータル(Preview)やPowerShell、Windows Azure SDK(2012年6月版)を使ってアクセスできる他、MacやLinux向けのコマンドラインツールも提供されました。

  • Windows Azure Virtual Network— On-PremiseなPCとのVPN接続は以前からWindows Azure Connectがありましたが、1対1接続のみでした。Windows Azure Virtual NetworkではVPNゲートウェイを使用してLan to LanのVPNをサポートします(Preview機能)。例えば仮想マシンのIPアドレス範囲を定義したり、サービス用のDNSサーバーを指定したりできます。またIPSecを使用して企業ネットワークと安全にVPNゲートウェイ経由でVPNを張ることができます。例えば
    • パブリッククラウドの仮想の拡張ネットワークを構築することで、社内データセンターを仮想的に拡張
    • Windows Azureに既存の(レガシーなのも含めて)アプリケーションやサービスを移行するためのネットワークを提供
    • クラウドとオンプレミスのネットワークをまたがったハイブリッドなアプリの実行

など。

※現時点ではCisco ASAシリーズやISR/ASR、Juniper SSG/ISG、SRX/Jなどの機器向けのコンフィグをダウンロードして構成を助けることができます。

  • Windows Azure Web Sites—高い伸縮性を持ったウェブサイトやアプリケーションを数クリックで展開できます。 (Preview機能)
    • .NETを使用したモダンなアプリケーションやnode.js、PHPからSQL Database(今まででいうところのSQL Azure)やMySQL(ClearDBの提供サービス)を利用できます。
    • FTPやGit、Team Foundation Service(TFS)、WebDeployなどを使用してアプリケーションを構築・展開できます。またWebMatrixと統合して簡単に編集も可能。バージョン管理機能を利用して簡単に以前のバージョンを展開することもできます。
    • Joomla!やDotNetNuke、Umbraco、Wordpressのように人気のあるオープンソースのWebアプリケーションを簡単にデプロイできます。

 

ツールの改善と言語サポート:

  • Windows Azure Management Portal (Preview)– 新管理ポータル(Preview)はシナリオベースのリッチなインターフェース、リアルタイムなモニタリング用のチャート、診断データ、アプリケーションのヘルスに関する通知・アラートの管理、簡単なデプロイや設定変更、モニタリングとトラブルシュートができます。新管理ポータルではCloud Services、Virtual Machines、Web Sites、Virtual Network、SQL DatabaseとStorageをサポートします。
  • New tools, language support, and SDK—Windows Azure SDK2012年6月版にはJavaやPHP、.NET、Python用のツールが提供されています(Pythonは今回から追加)。またMac・Linux向け、Windows向け両方にコマンドラインツールが提供されています。
    • Windows Azure SDK for .NET
      • EmulatorにおけるIS Expressサポートの追加 
      • EmulatorにおけるLocalDBサポートの追加 
      • 専用Cachingサーバー(WorkerRole)の追加 
        • Visual StudioでDedicated Caching (Preview) rolesとして追加されています
      • Storage、Service Bus、共有キャッシュのクライアントライブラリの更新
      • Visual StudioでのService Busサポート
    • Windows Azure SDK for Java
      • Tableストレージ用ライブラリのラッパーを追加
    • Windows Azure SDK for Node.js
      • サービスランタイムのクライアントライブラリを追加
    • Windows Azure SDK for PHP
      • 以下のサービスのクライアントライブラリを追加 
        • Storage (Tables, Queues & Blobs)
        • Service Bus
        • Service Runtime
      • PowerShellコマンドレットによるパッケージングなどのツールが追加
    • Windows Azure SDK for Python
      • Windows/Linux/Max向けのPowerShellコマンドレットとクライアントライブラリが追加
      • (Python web framework でポピュラーな)Djangoのサポート
      • PTVSでWindows AzureとDjangoのサポート http://pytools.codeplex.com
      • Linux/WindowsのVirtual Machies向けに(Win/Mac/Linuxクライアントからの)IPythonサポート

価格改定:

  • Preview期間のVirtual Machinesの価格.  Previewの期間はWindows Server とLinuxは時間あたりXS:1.14円、S:7円、M:13.99円、L:27.98円、XL:55.95円 
  • Preview期間のSQL Server仮想マシンの価格.  プレビュー期間中、M 以上のサイズのインスタンスでは、Windows 仮想マシンと、イメージ ギャラリーからの SQL Server 2012 Evaluation のコピーを配置することもできます。SQL Server 2012 Enterprise の機能を使用するには、SQL Server 2012 Evaluation を L または XL の Windows Azure Virtual Machinesに配置する必要があります。SQL Server 2012 の評価版のコピーには費用はかかりませんが、上記のVirtual Machinesの料金が課金されます。
  • Graduated Pricing for Storage, CDN, and Network Egress.  Customers using these services will automatically see their costs go down as their usage volume increases There is no need to do anything special, if you are a Pay As You Go customer, you will receive this benefit automatically. 
  • Locally Redundant Storage.  地理的な冗長化(ジオレプリケーション)ではなく新しく追加されたデータセンター内のローカルなストレージの冗長化はジオレプリケーションに比べて33%ほどコストダウンすることができます。的な。
  • Price reduction for Storage and CDN transactions.  ストレージとCDNに対するトランザクションの課金が10,000トランザクションに対し$0.01ドルだったのが100,000トランザクションに対し$0.01ドルになりました。つまり90%コスト削減。

その他価格の詳細は here とか こちら

可用性の拡張

  • Availability in New Countries— Windows Azureは新しくロシア、韓国、台湾、トルコ、エジプト、南アフリカ、ウクライナを含む48か国の顧客に展開されます。ロールアウト後は89か国と19の現地通貨でWindows Azureが利用可能になります。(今月後半に完了予定?)

Meet Windows Azure Keynote

というわけでMeet Windows Azure Keynoteです。

赤シャツことScott Guthrieから。

軽く新ポータルや機能について触れた後はいきなりデモ。

Macで管理したり、VPNを構成したりできます。HTML5ベースだしMax用のツールもリリースされましたからね。

次はVirtual Machines。VHDのアップロードが出きるのでOn-Premiseからの移行がだいぶ楽に。

 

ロックインさせないぜ的な。

で、超流してたけど永続化領域が!

これで非WindowsやWindowsで永続化が必要なアプリ(ADやSharePoint、SQL Serverなどなど)が安心して利用できます。しかもジオレプリケーション付!

 

でパートナー紹介。

Ubuntu、SUSEなどなど。ということでRightScaleのCEO Michael Crandell 氏登場。

お次はWeb Sitesのデモ。Mac上のShellから操作するよ。

Git使ってPushすればあら不思議。あっという間にアプリの更新ができました。

ギャラリーには予めいろいろなWeb Siteのテンプレートが挙がってます。パッケージのアップロードもできるみたいですね。

本当に10秒そこらでWordPressが立ち上がるわけです!

共用型の強みですね!

次はCloud Services。

今までのHosted Servicesが名称変更されました。それはさておき新ポータルでは細かいパフォーマンスデータを簡単に取得したりすることができます。

インスタンスサイズの増減もスライダ一発。

インフラじゃなくて、サービス/アプリに注力してね!

ビルディングブロックも増えましたね。

Pythonもサポートするなど、対応する開発言語も拡充されました。

旧称SQL Azure改めWindows Azure SQL databaseもSQL Reportingが正式リリースになるなど便利になりました。

ストレージ周りではBlobはジオレプリケーションかデータセンター内だけのレプリケーションか選べるようになったり、異なるBlobアカウントにコピーできるようになったり。

Table/QueueはSASが使えるようになったみたいですね。

他にはCloud Servicesと同様に新管理ポータルで使用量など確認できるようになりました。

次はキャッシュ。

これまでのWindows Azure Cache Serviceに加え、In-Memoryなキャッシュ機能を追加できるようになりました。

利用する側はNuGetからCacheクライアントを追加。

キャッシュを操作するコードも簡単ですね。

非.NETな言語(PHPなど)からでも利用できるようにmemcachedプロトコルをサポートしてるので、今までmemcachedを自前で構築してたりしてた人はすごくいいかもですね!

各インスタンスのメモリを利用する方法と、専用のインスタンスを用意してスケーラブルにする方法があります。

Identityについても言及があるかと思えば

一瞬で終わり… Graph APIが提供されたりPersistentなVMと合わせてWindows Azure Active Directoryができたりはしますが…

Service Bus、Media Servicesもさらっと流してパートナーの話しておしまい、という感じでした。

 

 

そういうわけで、先行でいろいろ出てたのとじみーにセッションが進行したせいもあって楽しいけどイベントとしてはおとなしい感じのMeet Windows Azureでした!

Meet the New Windows Azure

2012年6月8日は新しいWindows Azureと出会えた記念日ですね。

image

というわけで大本営発表きました!

ま、本命は今日の5時から始まる Meet Windows Azure の発表ですけどね!

その他もろもろ先行で発表されてる内容は既にさとうなおきさんが翻訳されてたりするのでそちらもどうぞ。

細かい更新内容はこちら → What’s New in Windows Azure

以下赤シャツBlogの名状しがたき個人的見解みたいなのです。

新しい管理ポータルとコマンドラインツール

既にいろいろ出てますが新しい管理ポータルが利用可能になりました。

新しい管理ポータルはSilverlightベースをやめてHTML5ベースで再構築されてます。つまるところ、Windows、Mac、Linux、モバイルを問わずいろいろ管理できるようになりました。

新しい機能としては従来の機能だけでなくダッシュボードとしてパフォーマンスの確認、簡単なコンフィグの修正、スケーリングが可能になりました。※但し現状はACSなどの管理ができませんけどね :)

簡単なモニタリングであればダッシュボードから見れるのがいいですね。

またRESTベースのWeb APIとして管理系APIはすべて提供されることになりました。また既に多数のOS向けにコマンドラインツールが提供されているので、管理タスクの自動化もOS問わずできるようになりました。もちろんApache2ライセンスのもとGitHubで公開されてます!

Virtual Machine

今までBetaだったVM RoleがWindows Azure Virtual Machinesとして新しくなりました。これがいわゆるWindows AzureのIaaS対応とか言われてたやつですね。

新しいVirtual MachinesではカスタムのVHDを使用した従来のVM Role的な利用以外にも組み込みのイメージを使った迅速な展開が可能です。

OpeneessでもありましたがLinux系(CentOS、OpenSUSE、SUSE Linux Enterprise、Ubuntu)がサポートされてます。Hyper-Vのテクノロジが駆使されてますね~

リモート管理は非Windowsの場合、SSHで行うことができます。おなじみですね。

Virtual Machinesでは追加のディスクを割り当てたりできますよ。つまり(ry

 

Web Sites

平たくいうとMS版のHerokuです。App Harborです。コードネーム”Antares”です。他と違うのはIIS上で動いてるということ。つまり.NETだけでなくPHPもNode.jsも動くよ!今まではなんだかんだ言ってインスタンス=サーバー単位で起動やら動作してたのでスケールするにもそれなりの時間を要してたり、デプロイに時間がかかったりしてました。新しいWindows Azure Web SitesではPaaSとして本当の意味でマルチテナントですぐにアプリを展開できるようになります。10秒で!

新規にWeb Siteを立ち上げることもできるし、ギャラリーからWordPressなど予め組み込まれたWeb Siteを利用することもできます。

※ちなみに今までのWeb Roleなどはそのまま。サービスとしての名称はWindows Azure Cloud Serviesになりました。(先月あたりの明細に書いてる名前がやっとつながりましたね!)

Web Siteは一般的な方法でWebアプリを展開できます。Git、TFS、FTP、WebDeploy!

Pushしたらすぐに終わるよ!

しかも10 Web Sitesまで無料だって(今だけかどうかはわからんけど)。

仕組み的には共有インスタンス上にWeb Siteが展開される感じです。

エラスティックにするためにインスタンスを予約しておくこともできます。

課金はもちろん時間単位。

Cloud Servicesと分散キャッシュ

これまでのWeb RoleやWorker Roleなどのホストサービス(Hosted Services)はCloud Servicesになりました。で、分散キャッシュ機能が追加。

分散キャッシュ

新しく追加された分散キャッシュ機能はWindows Server AppFabric Cache Server APIをサポートするだけでなく、memcachedプロトコルもサポートされます。PHP等OSS系のアプリからでも簡単に利用できますね。今まで苦労してMemcached構築してた手間がなくなるってもんです!

またよく見るとわかりますが、各インスタンスの空きメモリをうまく使う方法だけでなく、Worker Role上にキャッシュ専用インスタンスを構築することもできます。

 

新しいSDKとTools

今日、新しいSDKやToolsがリリースされてました。WebPlatform Installer 4.0からインストールすることもできるし、ダウンロードセンターやGitHubから取得することができます。

どれだけの言語サポートするんだって気もしますがOpennessはいいことだ!

Windows Azure SDK for .NET – June 2012で一番大きな変更点は分散キャッシュ機能がサポートされたことと、Visual Studio 2012 RCおよびVisual Studio 2012 Express for Webをサポートしたことですね。

これでOS問わず開発・管理することができるようになりました。

という感じで盛りだくさん、1回じゃ伝えきれない感じですが、細かいところはMeet Windows Azureを見ましょう!

それで、FlexibleでOpenでRock Solidな新しいWindows Azureを使って楽しいことしていきましょう!

Windows Developer Days のセッション資料公開

というわけで Windows Developer Days のセッション動画やスライドが公開されました。

見逃したあのセッションやあのセッションを動画とスライドで見れるなんて幸せですね!

ちなみにヤマハの剣持さんとおいらのセッションはスライドのみとなっております。

お察しください!!!(