というわけで今年もBuildの季節になりました。
例によっていつも通り適当にキーノートの様子を書いていきます。
AI transformation。キーノートはSatya氏から。
先日発表のあったCopilot+PC。NPU含めてWindows Copilot Runtimeが開発者に提供される感じ。ローカルSLMなPhi Silicaもでました。ローカルで動くベクター埋め込みなどオンデバイスなモデルたちも。PyTourchのネイティブサポートにWebNNもWindows上で。
今回いろんなアップデートたちは50以上。Copilot stackに沿って話していく感じですね。
まずはAIインフラから。リージョンも拡大。来年にはゼロカーボンになるっぽい。そんなインフラを支えてるのはAzureですね。Azure上のスパコンはこの1年で30倍に。
GPT-4とGPT-4oを比べてコストは1/12、速度は6倍。NVIDIAとフルスタックなパートナーシップ。ND MI300x v5もGA。Azure MaiaもアップデートされてるしAzure CobaltがPublic Previewに。
次はAzure AI関連。OpenAIとも仲良しですね。先日CopilotでGPT-4oも使えるようになった。
デモ動画はCopilot+Minecraft。音声と映像(PCの画面)をCopilotが理解してやり取りしてる。
Azure OpenAI ServiceでもGPT-4oがGA。WebサイトにGPT-4oな機能(マルチモーダルでの対話とか)を組み込めますね。GPT以外にもたくさんのモデルがModels-as-a-serviceとして使えます。
LLMの次はSLM。Phi-3は最近でましたね。Phi-3の新しいモデルとしてPhi-3-Visionもでました。CloudだけじゃなくローカルでもiOSやAndroid上やエッジでもSLMが。
Azure AI StudioがGA。Azure AI Content Safetyではカスタムカテゴリーやプロンプトシールド、Groundness Detectionなどもアナウンス。カスタムモデルもね。
次は自身のデータについて。そんなIntelligent Data Platformの1つのMicrosoft Fabric。リアルタイムインテリジェンスがPreviewです。Copilotも居ます。Fabric Workload Development KitもPreview。
次はGitHub Copilot。GitHub Copilot Workspaceもでましたね。GitHub Copilot Extensionsは今日発表。GitHub Copilotを拡張したりできます。例えばAzureとのやり取りを可能にするGitHub Copilot for Azureとか。
デモはGitHubのNeha氏。Visual Studio Code上のGitHub Copilotを使ってAzureリソースについて対話したりデプロイしたり。あとはGitHub Copilot Workspace上でPRなどで支援を受けたりいろいろ。
次はMicrosoft Copilot。Microsoft Copilot Connectorsがアナウンス。Team Copilotもアナウンスされました。
自分自身向けのエージェントも。Microsoft Copilot Studioからコネクターを選んだり自然言語でやり取りしたりしながら自分用エージェントを作れます。
最後はいつものメッセージで。
まとめ
予想通りAIって感じなのは間違いないんですが、クラウドじゃなくてエッジ上、特にWindows上でのAI関連とそれを下支えするもろもろのアップデートやクラウド側の機能との連携が印象深いですね。
既存PCに対するNPU周りは今後どうなっていくのか不安もありますが、楽しみでもあります。