Microsoft Build 2025の季節です。
というわけでDay 1 Keynoteを適当にまとめていきます。
最初はImagine Cup 2025ですね。アメリカのチームが優勝でした。![]()
オープニングムービーはMicrosoft 50周年ぽいスタートから。いろいろあって50年たったらAIって感じですね。![]()
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KeynoteはもちろんSatya氏です。2025年にはOpen Agentic Webを作るらしい。(後半にでてくるNLWebとかの話につながる)![]()
最初は開発者ツールですね。GitHub Copilotは1500万人使ってるぽい。Visual Studioも順調にアップデート。Visual Studio Codeもね。![]()
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オープンソースの中核のGitHub。GitHub Copilotもね。Copilotもコード補完からチャット、複数ファイルの編集、今はエージェントに。モダナイゼーションできる機能もPreviewです。
Agentic DevOps: Evolving software development with GitHub Copilot and Microsoft Azure | Microsoft Azure Blog![]()
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Azure Site Reliability Engineering(SRE)できる自立型エージェントも。Azureポータル上でログやメトリクスから原因分析や問題の軽減などを支援できる感じ。
Introducing Azure SRE Agent | Microsoft Community Hub![]()
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GitHub Copilot Agentも新機能で修正やコードのメンテ、タスクの完了などもサポートかな。ペアプログラミングできるイメージになってきました。![]()
GitHub Copilot Agentを使ってSatyaみずからデモ。CopilotもアサインするとPR作ってくれる。アサインするだけのデモだったが割と現在を象徴してそうな気はする。![]()
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ゲストはオンラインでOpenAIのSam Altman氏。最近取り組んでいるCodexとかの話。![]()
次はアプリとエージェント。Microsoft 365プラットフォームなところの話。最近Microsoft 365 CopilotもWave 2なアップデートきましたね。AIのUIという触れ込みでした。Researcherとか以外にもAgent Storeなどから簡単にエージェントの追加できるようになってたり。TeamsはAI LibraryでMCPやA2Aなども対応。
Welcome | Teams AI Library (v2)![]()
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Copilot Studioは独自エージェントを作りやすくなった。Computer UseもできるしMCP対応やAgent FlowsもGAです。会社のデータを使ってファインチューニングするCopilot Turningも本日アナウンス。
新しいCopilot AppsのデモをMiti氏が。Researcherのエージェントですね。それからM365 Agent Toolkitを使ってMicrosoft Graphと連携したりするエージェントを作って接続したり。DynamicsのMCPサーバーとリンクしてSKUや価格データにアクセスしたりとか。MCPでエージェント同士が連携できる。独自のアプリや拡張機能をCopilot Studioに取り込むことができる、ファーストクラスのプラットフォームとして利用できる、という感じ。![]()
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事例は日本のAISINですね。AI FoundryやCustom Speech Serviceを使ってる感じ。![]()
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Azure OpenAI関連もいろいろアップデートがありますが今日はルーティングできる機能とか。手動でモデルを選ぶ必要がなくなっていくかも。![]()
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そしてFoundryモデルとしてX AIのGrokもくるらしい。なかなか見られないツーショットだ。Windows 3.1とか懐かしい話もしながらGrokとAIの安全性とかの話。![]()
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他社のモデルもいろいろAI Foundryで。
コンピュートのほう。Contaier AppsやFunctionsでAgentなど動かしやすくなりました。Copilot Studioもモデル持ち込みに対応をアナウンス。![]()
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事例はスタンフォード大学医学部ですね。複数エージェントを使って病歴や臨床試験データから意思決定するまでの間をマルチエージェントオーケストレーションした話ですかね。![]()
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FoundryにOberbabilityな機能がくるようです。品質や安全性、コストなど影響を追跡するための機能を1か所にまとめた感じ。Entra Agent IDはCopilot StudioやAI Foundryで作成されたエージェントIDを通常のIDと同じようにEntra管理センターで管理できる機能。データ保護なPurviewとDefenderもFoundry統合機能がきました。
Announcing Microsoft Entra Agent ID: Secure and manage your AI agents | Microsoft Community Hub![]()
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デモはAI FoundryとGitHub Copilotを使ってエージェントを拡張したりするデモ。簡単にBing検索追加したりFunctionなどAPIと接続してエージェントから呼び出せるようにしたり。サイト上のただのチャットがフライト検索と予約もできるようになりました、というデモ。![]()
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Agentに手書きメモベースのUI変更や機能の編集をお願いしたりして修正する。PRベースで修正依頼ももちろん可。![]()
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違うデモだけど冒頭でSatyaがPRレビュー(Copilotに)したやつがStagingになったので確認。ちゃんと動いたw![]()
Windows、macOS上のローカルで動くFoundry Localも。Windows Copilot Runtimeの進化系なWindows AI Foundryもアナウンス。![]()
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WindowsがNativeでMCPをサポートするようです。Divya氏がデモ。登録されたMCPの一覧。WSLとFigmaのMCPサーバーがインストールされてる。MCPクライアントが検出できるらしい。MCPクライアントなVisual Studio Codeのエージェント経由でFedoraをインストールさせるデモ。![]()
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次はFigmaですね。同様にVisual Studio CodeのCopilotのエージェントから実行。![]()
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WSLがオープンソースに。9年越しにIssueが解決。(9年!)
microsoft/WSL: Issues found on WSL![]()
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次はKevin Scott氏。Open Agentic Webの話。Agentがどういったランタイムで動いて世界とどうつながるか。ランタイムあたりの話はAI Foundryでまかなえそう。プロトコルもMCPサポート。一気にMCPがデファクトなプロトコルになったな。で、つながった先には何があるのかというとMCPサーバーなりがある。今は細いつながりだけどユビキタス性が重要。ということでWebにおけるコンテンツのようにMCPサーバーと接続させるWeb部分をNLWebというので対応しようという感じ?
Introducing NLWeb: Bringing conversational interfaces directly to the web – Source![]()
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セッションでウェブサイトをAI App(NLWeb)にする話とかあるようです。これまでのWebのようにシンプルなコンポーネントとプロトコルで面白くしていきましょう、という話かな。![]()
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次はData。SQL Server 2025、FoundryとCosmos DBやDatabricksとの接続、PostgreSQLへの生成AI関連機能、デジタルツインビルダーなどなど。FabricやPower BIでCopilotと自身のデータについてチャットができるようになりました。![]()
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最後はインフラ。AIワークロードのために低コスト高スケールのインフラを提供しないといけない。AI的には価格あたりのトークンを最大化する必要がある。ラック的には2024年はND H100v5で25000トークン/secがND GB200 v6で865000トークン/secに。NVIDIAのJensen氏も出演。AI工場の最高の時代はまだまだ。![]()
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GB200ベースのSKUもAzureに来る予定ぽい。データセンターも拡張中。70リージョン。
珍しくキーノートでサイドキック液体冷却ユニットとか光ファイバーの話とかしてる。AI WANのバックボーンは400TB/sらしい。機密コンピューティングとかResponsibleなところもしっかりと。![]()
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今日のスタックをまとめて開発者ツールで、そしてその先はサイエンスが。ということでMicrosoft Discoveryがアナウンス。![]()
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デモはJohn氏。新しい冷却材を研究する話ですね。液浸クーラントにつかう。まずAIを使って推論させる。最先端の論文などの包括的なレポートをだしたり引用リンクを付けたり調査して検証し、次にすすむ。次は仮説をたててプランを作ってシミュレーション。そのあたりもMicrosoft Discoveryが代わりに処理してくれる。 ![]()
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というのを反復処理してたら最終的に可能性の高そうな候補がでました。でいくつか実際にためすと期待通りな沸点や誘導率な冷却材ができました、というデモでした。PCほんとに冷やしてた。とってもクール。![]()
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ビデオはナイジェリアの学生がCopilotで向上していった話。CopilotやAgentでどうなっていくのか、というのを端的に表してますね。
という感じでキーノートは終わり。細かいアップデートなりは別途ありますが、大きく目玉がたくさんある、みたいな印象ではなくAgent時代に向けた足元を確実に固めていってるなという感じでした。実際NLWebがどうなるかとかはわかりませんが、自身の相棒として信頼し活用する、あるいはそれを作るツールがそろってきた、というところでしょうか。