.NET Confの季節ですね。
- .NET Conf 2025
- デジタルお土産
- dotnetConf/2025: Branding, content, and demos for the .NET Conf 2025 event
- .NET Conf 2025 Swag Bag Giveaway … スポンサーのお土産
- .NET 10 / Visual Studio 2026
というわけでKeynoteの様子です。
OPはScott GuthrieとScott Hanselman、Scott Hunter、John Cunninghamの会談から。ちょっとした昔ばなしかな。
というわけでさっそく .NETの近況から。700万以上のユーザー、68000人のコントリビューターに支えられてる。Microsoft内のCopilotやXboxなどいろんなサービス内でも使われてます。![]()
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というわけで .NET 10 が本日リリース。.NET 10 はLTS版です。そしてVisual Studio 2026もリリース。![]()
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.NET 10に協力してくれたパートナーやコントリビューターたち。(企業はIBMが画像から抜けてしまった)![]()
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ミニマルAPIなパフォーマンス比較。 .NET 8との比較ですね。RPSでは15%速く、メモリ使用量は93%削減。これまでで最もパフォーマンスの高いバージョンですね。標準ライブラリでの改善なのですべてで恩恵が受けれますし、ハードウェア対応もいろいろ含まれてます。10年間に及ぶ投資の結果ですね。
関連ライブラリたちもかなりアップデートされてます。パフォーマンスだけじゃなくセキュリティ周りもね。![]()
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.NET Aspire も新しいバージョン 13.0 がリリース。![]()
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デモはファイルベース実行の話から。Hello Worldもだいぶ簡単になりました。![]()
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Consoleの拡張の話。コンソールで文字の色付けとか簡単に(?)![]()
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ファイルベースからC#14のプロジェクトへ変換もコマンド1つでOK。![]()
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WebアプリのOpenAPI対応の強化とかASP.NET Coreの主要コンポーネントとしてPasskey認証対応とか。
次はモダナイゼーションな話。Visual StudioのGitHub Copilotと一緒にアップグレードステップをガイドできます。
モダナイズ関連のデモ。GitHub Copilotを使ってプロジェクトを .NET 10へアップグレードさせます。テストプロジェクトもCopilotに作ってもらって実行したり。テストが失敗してもCopilotとやり取りして修正などもOK。![]()
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次はIntelligentというかAIというかAgentic Appsな話。
ざっくりとAgentとは?という話から始まってAgentを作るためのフレームワークとしてSemantic KernelやAutoGenがありましたが統括して扱えるMicrosoft Agent Frameworkを作って今はPreview中。MCP対応もVisual StudioやCopilotなどはもちろんフレームワークを使って自分のアプリ内に組み込むことも、MCP C# SDK(Preview)を使ってMCP Serverのほうを作るのもOKに。
最新リリースではAG-UI(Agent-User Interaction Protocol)もサポート。![]()
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デモはGitHub Copilot+MCPで協調したり動作を拡張したり。MCP Serverレジストリーから探して追加したり。![]()
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次はアプリにAgentを追加。Frameworkで簡単に追加したりできます。DevUIを使ってAgentのフローを可視化したりできます。新しく追加されたAG-UIもね。DIで簡単に追加できます。![]()
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最後はVisual Studioの話。IDEをプラットフォームから切り離したいみたい。というのはさておきまずはVisual Studio 2026リリースです。
まず第1にパフォーマンス。第2にQoLの向上。そしてあなたのために働くAI。![]()
過去12か月で5000件を超えるチケットをFix、300を超える機能要求の実装をしてきた。今までで一番多い12か月だったもよう。(今後も増えそう)
みんなのフィードバック大事。改善していくことで開発するQoLがあがる。![]()
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2022使ってた人はその設定をそのまま2026にもってこれる。拡張機能も。新しいモダンなUIやテーマも。![]()
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ソリューションを読み込む速度も44%速く。複数CPUコアで並列化とかも行ってきたので起動時だいぶ速く準備ができるようになった。(だいたいUIスレッドでブロックされてた処理をバックグラウンドに回したとかっぽいけど)![]()
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AI。Visual Studio内で使えるAI機能としてはデバッガーやプロファイラー、テスト、あとGitHub Copilotを使ったモダナイズなどなど。とりあえず無料で始められます。![]()
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IDEとプラットフォーム・ビルドツールの分離。Visual Studio 2026でビルドツールと分離したので .NET や C++コンパイラに影響与えずにVisual Studioを更新可能に。![]()
これまでのPreview版はInsider Chennelに代わりました。もちろん2022含め全部共存可能。
WinFormsにAIエキスパートエージェントが追加(Insiderかな)。WinForms開発で包括的なガイドしてくれる感じ。UIのレイアウトとかコーディング周りとかも。
Visual Studio のアップデートも2022の時は四半期ぐらいで更新してたのが毎月更新へ。![]()
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という感じでまだまだセッションは続きますが一旦Keynoteはこれで終了。
Visual Studio 2026も出たし .NET 10もでたし、これからまた楽しくなりますね。