唐突にまたアップデートされました。
1つ1つ見てみましょう。
Windows Azure Scheduler
こっそり(?)とPreview機能に入っていたWindows Azure Scheduler(要Preview申込み)ですが、UIがなくてREST APIで登録したりするしかできませんでした。が、今日のUpdateで管理ポータルからGUIでちゃんと登録できるようになりました。
ジョブコレクションの作成
最初にジョブを束ねるジョブコレクションを作成しましょう。

ジョブのアクションとしてリクエストするエンドポイントを「HTTP」「HTTPS」「ストレージキュー」の3種類から選べます。HTTP/HTTPSの場合はメソッドとしてGET/POST/PUT/DELETEを選択し、ジョブを投げる先のURLを指定します。

ストレージキューの場合は、キューを選択して投げるキューのメッセージを入力します。

3つ目の手順として、最後にジョブの実行をいつするかを指定します。1度だけの場合は即時か指定時を指定することができます。

定期的なジョブの場合は繰り返し間隔を指定して即時(または指定時刻)から終了日まで繰り返すことができます。
※繰り返し間隔に週を選んだ時だけ、どの曜日に実行するかを指定することができます。

Windows Azure Schedulerは基本的にトリガーを作って発火するだけなので、実際どのような処理をするかはそれぞれのURLやキューを参照するアプリなりが行うというところが注意が必要です。まぁ定期的に何か発火できるというのはいいですね。
実際にストレージキューに投げてみるとこんな感じでちゃんとメッセージが入っていました。

また管理ポータルではジョブの実行履歴やスケール(ジョブ数や最大間隔の設定)が行えます。





価格および制限はこんな感じです。
| |
無料 |
標準 |
| 料金 |
無料 |
830.40円/月 |
| ジョブの最大実行数 |
3,600 |
無制限 |
| 最大実行頻度 |
時間 |
毎分 |
| ジョブコレクション数 |
1 |
10 |
| コレクションあたりのジョブ数 |
5 |
50 |
無料枠だと分単位でのスケジューリングができない、ジョブの実行数に制限があるなど注意が必要ですね。
他のドキュメントも参照ください。
Geo-Replicationの読み取りアクセス
Windows Azure ストレージは以前からGeo-Replication(地理的冗長)が行えますが、基本的に内部的に複製があるだけでこちらからアクセスしたりはできませんでした。今回のアップデートで、複製先(セカンダリ)のストレージへアクセスすることができるようになりました。やったね。
※セカンダリへの読み取りアクセスを有効にするには今のところPreview機能の申込みが必要です。

有効になると「読み取りアクセス 地理冗長」が選択できるようになります。
URLは storageaccountname.<service>.core.windows.net がプライマリだとすると、-secondaryがついた storageaccountname-secondary.<service>.core.windows.net になるようです。
そのほか詳細はこちらを参照ください。
Windows Azure サービス監視と診断の機能強化
SQL Database PremiumのDBも通常のDBと同じようにIOやCPUなどメトリックを見ることができるようになりました。
詳しくはこちら、ということらしい。
また、Windows Azure Webサイトのサイト診断のログをBlobに保存するときにコンテナを新規作成することができるようになりました。

あと管理サービスにある操作ログでモバイルサービスに関する操作ログを参照できるようになりました。