Windows Azure Traffic Manager

MIX11でアナウンスのあったWindows Azure Traffic Manager (CTP)がActiveになってました。
Windows Azure Traffic ManagerはWindows Azure Virtual Networkカテゴリに属する新しい機能です。(他にはWindows Azure Connect等が含まれます)

何をするものかというと、ホストサービス間をまたがってWeb Roleの負荷分散やフェイルオーバー、ラウンドロビンを行うことができます。

※詳細はWindows Azure Traffic Manager Configuration Guidを参照ください。(今時点で一番詳しいドキュメントです)
このドキュメントに動作原理やトラフィックの流れなど、全部書いてます。

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CSPack を使って CSRun したり Startup Tasks を使ったりしたい

この間の続きです。
この間は簡単にCSPackでWindows Azureのデプロイパッケージを作成する方法を記載しました。

ただ、後でわかりましたが前回のフォルダ構成だとWindows Azure SDK 1.3から使えるStartupTasksの利用時やCSRunコマンドを使ったCompute Emulatorでの実行時に問題があることがわかりました。

なので今日はその辺のフォローアップをしたいと思います。

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WCF Data Services の通信を圧縮する

WCF Data ServicesはHTTPベース(ODataやJSON等)を使用してデータの送受信ができる強力な仕組みです。このあたりの説明はとりあえず割愛。

で、便利が故にぽんぽん使ってるとそれなりに転送量や帯域も消費するわけでして。でHTTPベースであればgzipで圧縮して通信したいと思うのが世の常。

というわけでさくっとgzip圧縮する方法です。

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CSPack で Windows Azure デプロイパッケージを作成する

なぜ Windows Azure Tools for Visual Studio があるのにわざわざCSPackなのか。答えはそこに運用があるから。

とか適当に言ってみましたが、今日はCSPackのお話しです。
CSPack.exeは簡単にいうとWindows Azureのホストサービス上に、展開する際に必要な各ロールのファイル群が固まっているデプロイ用パッケージファイル(.cspkf)を作成する、Windows Azure SDKに含まれるコマンドラインツールです。

結局のところ Windows Azure Tools for Visual Studio も発行メニューから最終的なパッケージを作る際にCSPackを呼び出すか同等の事をやっています。

で、最初の一言に戻りますが、なんでVisual Studio等のIDEで簡単にやってくれるのにわざわざコマンドラインツールが必要なの?というところですが、逆に言うとVisual Studioなりのツールない人はどうするの?という問題を解決するにはこのCSPackしかないのですよね。

小規模であれば、開発する人、Windows Azureにデプロイする人、Azureに関連する技術に詳しい人は同一人物か、もしくは少人数なので対して問題にはなりませんがそれなりの規模を回すとなると必ず分業することになってくると思います。

今回はそういった分業する際のある程度の指針と、実装方法を考えると共にCSPackでのパッケージ作成を紹介したいと思います。

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Azure AppFabric ACS v1+ADFS+WCF Data Services (2)

前回の続きです。前回はこちら → Azure AppFabric ACS v1+ADFS+WCF Data Services

今回は実際にフェデレーション認証を利用するサービスとクライアントを作成します。
サービス側はWCF Data Servicesを利用して、トークンが有効な場合のみデータ(Entity)を返すようにします。
クライアントはActive Federation認証を行いますので、ADFS2.0とACSv1を使用し得られたトークンと利用してWCF Data Servicesにアクセスしデータを取得します。

ではまずサービス側から。

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Azure AppFabric ACS v1+ADFS+WCF Data Services

今日はWindows Azure AppFabric Access Controle Service v1 (現行)(以下ACSv1)とActive Directory Federation Services 2.0 (以下ADFS)を組み合わせてWCF Data ServicesをActive Federation認証してみようと思います。

WCF Data Servicesを利用するクライアントは今回はブラウザではなく、Windowsアプリとします。なのでブラウザが自動リダイレクトして認証画面に飛ぶようなPassive Federation認証ではなくActive Federation認証です。(自前でトークンのやり取りします)

そもそも、現行のACSv1はPassive Federationに対応していませんし、マルチテナントを考えるとちょっとWindows Identity Foundation(以下WIF)についてるFederation Utilityは使えないのでほぼコードでいろいろ制御することにします。

はっきりいって、ACSv2が出るまでのつなぎですね。ちなみに今回のネタはWIF トレーニングキットに付属するハンズオンラボ(IntroAppFabricAccessControl)を見ながらやればある程度できると思います。

今回想定している環境はこんな感じです。

※見ての通り(?)、WCF Data ServicesとSQL ServerはWindows Azure+SQL Azureでもまったく問題ありません。

では準備から。

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