Azure Storage SDK for .NET v12 を使っていろいろしてたのですがドキュメント見ても良くわからないところがあったので補足用個人メモ。
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User delegation SAS token (preview)
Azure Blob StorageにUser delegation SAS tokenがPreviewとしてリリースされました。
Azure Storage account failover
手動でAzure StorageアカウントのFailoverができるようになりました(Preview)。
いつの間にか使えるようになってたので試しておきたいと思います。
Azure Storage の汎用v2
唐突ですけどAzure Storageのアカウント種類に汎用v2が増えました。
汎用v2(General Purpose v2、以下GPv2)は簡単に言えば今までの汎用ストレージ(General Purpose、以下GPv1)のBlobにHot/Cool/Archiveのアクセス層(Access Tier)とストレージイベントなどを追加したものになります。
価格帯や特性を考えるとBlob StorageにPage BlobとTable/Queue/Filesを付けたもの、という表現のほうが合ってるかも。
詳しいことはこちらを参照ください。
Azure Storageの古いバージョンのAPIが削除されます
2008年に導入されたAzureストレージはその後いろいろな改良や機能追加があり、現在7つのバージョンのREST APIが提供されています。今回のアナウンスはその中の古いいくつかのバージョンの削除に関しての情報です。
詳細は上記リンクを見てもらうとして、ざっくり意訳というか適当に日本語にしてみました。ちゃんと知りたい人は原文みましょう。(自己責任で)
地理冗長の読み取りアクセスを試してみる
あけてました。おめでとうございます。
本年もまったりとよろしくお願い致します。
さて、すっかり忘れていましたが昨年末に読み取り地理冗長(RA-GeoRep)が有効になっていたので、試してみたいと思います。
sdb2aztbl
唐突ですが、GitHubに sdb2aztbl なるものを公開しました。一応会社名義です。
簡単にいうとAmazon SimpleDBのデータをWindows Azure Tableにデータ移行するためのコマンドラインツールです。node.jsで作ってるので基本的にクロスプラットフォームですよ。あ、ライセンスはApache v2.0です。
ツールをより良くしたり、ダメダメな英語を添削したりなPull Requestお待ちしておりますw (英語は結構切実。。。)
もちろんDonateもいつでも歓迎ですよ!
という感じで、必要そうなものや便利そうなものは公開していけたらいいですね。
ExcelとFiddler使ってTable Storageを視覚化しよう
スバラシイエントリがあったので紹介します。
Windows AzureのTable Storageは便利ですが、視覚化するのはちょっと不便ですね。Visual StudioとかAzure Storage Explorerとか使えば見れますが、普通のオフィスワーカーにはつらいところです。
やっぱりそこはExcelだよね!というところですが、普通にExcel(+PowerPivot)だとTableにアクセスする際の認証を超えることができません。なので、今回のアプローチとしてはFiddlerで認証を中継してExcel PowerPivotでのアクセス時に認証をパスしよう!という感じです。
Azure Blob Storageのコンテナのパーミッションを変更する
小ネタです。Azure Storage Explorerだと出来なさそうだったのでPowerShellでサクッとAzure Blob Storageのコンテナのパーミッションを変更します。
- Windows Azure PowerShell Cmdlets を利用するので、あらかじめインストールしておいてください。
- 理屈的には大したことしてませんのでAzure SDKを使ったマネージコードでもできます。
Windows Azure PowerShell Cmdletsを起動して、Get-Containerコマンドでコンテナを取得します。
$container = Get-Container -StorageAccountName ***YourAzureStorageAccount*** -StorageAccountKey ***YourStorageKey***
取得できたらInstance(コンテナ)のGetPermission()メソッドを呼んで現在の権限を取得します。
$permission = $container[3].Instance.GetPermissions()
PublicAccessプロパティが現在の値です。(OffがPrivateコンテナ、ContanierがPublic Contanier、BlobがPublic Blobになります)
今現在はOffなのでPrivate(非公開)です。
このPublicAccessプロパティに”Container”等をセットし、Instanceプロパティ(コンテナ)のSetPermissions()メソッドを呼び出して設定を反映させます。
$permission.PublicAccess = "Container" $container[3].Instance.SetPermissions($permission)
無事コンテナのアクセスレベルが変わりました。