さて7月11日からMicrosoftのWPC11(World Partner Conference)がロサンゼルスで開催されているわけですが、KeyNoteで少しWindows Azureの話題もあったのでメモ程度に。
Windows Azure Platform 事例
Boeing 737のWebサイト等がWindows Azure上で動いてるようです。
詳しくはこちら参照→ WPC2011 アップデート – Day1 Keynote より (青い空の向こうへ)
Windows Azure Marketplace
大きなトピックとして、Windows Azure Marketplace がアップデートされました。
Marketplaceのページにいけばわかりますが、Applications(旧AppMarket)もβが外れて既に多数のアプリケーションが登録されています。
※既にWindows Azure Platformの公式サイトも更新されてますね。日本語版はリンクが古くてリダイレクトされるようですが。
さてアップデート内容ですが、大きくはWindows Azure Marketplace Applicationsが提供開始になったこと、Marketplaceへの公開用キット(Publishing Kit)がDataとApplicationsにそれぞれ提供開始になっています。
Applicationsは何でもかんでも登録できるわけではなく、MarketplaceからOAuth2.0での認証を受け付けたりとか結構ちゃんとしたつくりにしておかないといけないようです。
※詳しくはApplications Publishing Kitの中身を参照
手順書も付属するので、そちらに沿えば良さそうですね。
System Center App Controller
System Center App Controller はコードネーム”Concero”のことですね。
ざっくりいえばセルフサービスポータル。イントラ内のプライベートな仮想環境とWindows Azureどちらも同じSystem Center App Controlerから管理できるというもの。
こちらに少し概要が載ってます → http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/special/20110401_436569.html
まぁ、当面βですね。というか正式名称がKeyNoteで出たばっかりなので、Conceroで検索したほうがまだ情報でる。
その他
おっきなトピックスとしては Windows Azure Accelerator for Web Roles なるものがリリースされたことでしょうか。
※WPCとは関係ないと思われますが
何してくれるものかというと、複数のWebロールに対してVisual StudioやWebMatrix からWeb発行ができる、発行したアプリの永続化ができる、というもの。
こいつは便利ですな!!!
ちょっとボリューム大きすぎるのでおいおい触りたいと思います。