というわけで出ました。Web Platform InstallerでAzureで検索してインストールどうぞ。
リリースノートみつつ追いかけてみようと思います。
- Azure SDK for .NET 2.4 Release Notes
- Announcing release of Visual Studio 2013 Update 3 and Azure SDK 2.4
Azure SDK 2.4の新機能
- クラウドサービス
- 内部用負荷分散(Internal Load Balancing:ILB)がサポートされました
- 仮想マシンと(クラウドサービスの)ロールインスタンスに対するグローバルIPアドレスがサポートされました(インスタンスそれぞれにパブリックの(グローバルの)IPアドレスをふれるやつ)
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Azureロードバランサーのアイドルタイムアウト設定
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AzureのロードバランサーのTCPアイドルタイムアウトが構成できるようになりました。
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着信接続で4分~30分の間で設定できます
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たとえば最大30分間、アクティビティがなくてもTCP接続を維持させることができます。
- 仮想マシンやクラウドサービス作成時にいちいち調べなくてもよくなりました
- Azure Storage File Serviceがサポートされました
- ServiceBus EventHubsがサポートされました
- 32ビットの仮想マシンをリモートデバッグできるようになりました
- 仮想マシンの構成変更や拡張機能が(Visual Studioのサーバーエクスプローラーで)簡単にできるようになりました
- 仮想マシンのイメージのキャプチャもできます
- Visual Studioのサーバーエクスプローラーでストレージのログやメトリックスをみたり、読み取りアクセス地理冗長(read-access geo-redundant storage)がサポートされました
- あと地味にVSのプロパティとか充実してたり
Azure SDK 2.4とVisua Studio 2013 Update 3の新機能
Azure WebJobsの発行がサポートされました。Visual StudioからプロジェクトテンプレートでWebJobsを開発したり発行できます。
※ただのコンソールアプリです。スタンドアロンなコンソールアプリもWebJobsとして発行できるようになりました。
WebJobとして発行するを選択するとダイアログが表示されます。
スケジュール等を指定してOKすると、WebJobをホストするWebサイトを選択していく発行ウィザードが表示されます。
発行が終わると指定したWebサイトにジョブが追加されます。
簡単ですね。
ちなみにWebアプリケーションのプロジェクトで、既存のWebJobプロジェクト(コンソールアプリ)をリンク(追加)したりすることもできます。
Visual Studio 2013 Update 3内の新機能
モバイルサービスプロジェクト
モバイルサービスが作れるようになりました。
わかりやすくなりました。
発行も簡単です。
プッシュ通知ウィザード
Windows PhoneやWindowsストアアプリケーションのプロジェクトでプッシュ通知をウィザードで簡単に追加できるようになりました。
ウィザードが終わると必要なコードが追加された状態になります。
あとは登録情報にしたがって(画面のヘルプページにしたがって)サーバー側の設定もかえたりするといいでしょう。
通知ハブの診断
サーバーエクスプローラーの通知ハブから診断を選択することで、テスト送信やデバイスの登録ができるようになりました。
便利ですね。
既知の問題
Visual Studio 2013 Update 2 RTMより以前のバージョンがPCにインストールされている場合、インストールできないようです。(Update 3のRCなどがインストールされている場合は事前にRTMにしておきます)
あとAzure Storage 4.1.0パッケージがNuGet 2.5を必要としているので注意しましょう。
Breaking Changes
フル コンピュートエミュレーターは非推奨になりました。SDK 2.3以降、既定でエミュレーターExpressを使用します。(管理者権限不要でマルチロールのクラウドサービスがテストできます)
※ただしロール毎に1インスタンスのみ
※複数インスタンスでデバッグ(エミュレーターで実行)する場合は設定を変える必要があります。
とりあえずこんな感じです。