というわけでScott Guthrieプレゼンツのイベントまとめです。
もともと何か新しい発表するよ!という触れ込みでアナウンスされてましたが、フライング(?)でApp Serviceだろうというのがバレバレでした。。
さて気を取り直して。。
最初はScott GuthrieからAzure、クラウドのおさらいです。
アプリケーションはAzureを使うことでハイパースケール、機敏性、洞察力を得ることができます的な。
これまでのキーサービスはWebsites、Mobile Services、BizTalk Servicesでしたが、、
今日かわる!と。ここでBill Staplesに交代。
新しいAzure App Serviceの発表です。
Azure App Serviceは4つのアプリケーションタイプを含む総称です。
これまでのWebsitesやMobile Servicesも名前を変えてWeb Apps、Mobile Appsとなり新しくLogic Apps、API Appsも加わりました。
Logic Apps、API Appsはマイクロサービス的に小さな役割のサービスを動かして連携させることができます。既にバンドルされてるコネクタ(サービス)として(Marketplaceから追加できるものとして)Office 365やDropbox、Salesforceなどなどがあります。
さて実際にデモを、、ということでGoAzureやAzure Fridayでもおなじみ、Scott Hanselmanが登場です。
デモシナリオはこんな感じ
カスタマーがWeb Apps上のWebアプリから車の手配を行うと、事業者側のDBに登録されてSMSで情報が飛ぶという感じです。
肝となるのはLogic AppsとAPI Appsです。Logic Appsを使ってDBの登録情報を基にCRMであるSalesforceから情報をとってきてTwilioでSMSを投げるという感じ。
Logic Appsの設定を開いて、DBに接続して実行間隔(ここでは1分毎)にデータとってきます
次のフローはSalesforceです。GalleryからSalesforce Connectorを選んで必要情報を入力。このときDBから渡された情報を使えます。
最後にTwilioでSMSを送信。本文などもSalesforceから渡された情報を使えます。
これで完成!DB登録後、Salesforceに情報が登録されるので、ぽちぽち処理進めるとSMSが飛びます。
でもこれじゃちょっと誰がくるとかわからないのでカスタムのAPI AppsなアプリをVisual Studioからテンプレート選んでさくっと作成します。
テンプレートから作るとAPI Appsとして必要なメタ情報もできあがるので(Swaggerでドキュメントまで!)発行します。
あとはちょっとフローを修正。作ったAPI Appを間に追加します。
これでSalesforceの情報もちゃんとわかる形でSMSに含められました!最後にiPadで動作するモバイルアプリもMobile Appsで。
まとめるとこんな感じ。
Web AppsでフロントのWebなどを作って業務に必要な処理はマイクロサービスとしてAPI Appsでそれぞれ接続してLogic Appsでフロー(パイプライン)を作る、Mobile Appsで連携もするという感じ。これが10分とかそんなレベルでサクッとできちゃいました。素晴らしいですね!
各アプリケーションタイプの説明はこんな感じです。
後は事例な話とかガートナーによる動向とかそういうのでした。
本当にApp Serviceのアナウンスだけなイベントでしたが、よりパワフルで拡張性の高いサービスになりました!
是非皆さんも活用してください~。
またApp Serviceの詳細はこちらで書いていく予定なので併せて読んでもらえるとよいかと思います。
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