ちらほらと。
Azure CDNのUpdate
いまだにClassic Portalでしか管理できないCDNですが、補助ポータルができたことで機能のUpdateともう少しましな管理ができるようになりました。
Classic PortalのCDNを見れば新しく「CDNの管理」ボタンがあるのでそちらからどうぞ。
機能拡張としては3つ
- Analyze CDN usage patterns
- 以下のレポートを使ってCDNの使用パターンを把握できます
- 帯域
- データ転送量
- ヒット数
- キャッシュステータス
- キャッシュヒット率
- IPv4/IPv6 データ転送量
- こんな感じ
- レポートの期間は18か月間ですかね。
- Restrict access to your content by country
- コンテンツもしくはディレクトリパスに対してアクセス元の国によって制限(BlockするかAllowするか)を設定することができます
- 設定するとサブスクリプション内のすべてのCDNエンドポイントに適用されるっぽいです(相対パス使う場合は注意が必要かな)
- カントリーコードはこちら Country codes
- ちょっと特殊なコードもあるので注意が必要です。
- フィルタリングが有効になるまで最大1時間かかる場合があります
- ワイルドカードを使った指定はサポートされてません
- 相対パスで指定した国別フィルタリングは再帰的に適用されます
- 同じ相対パスで異なる国別フィルタリングを指定することはできません
- 使い方
国別フィルターの追加ボタンをクリックして
パスとブロックするか許可するか選んで
国を選びます。
簡単ですね。 - Improve performance by compressing files
- コンテンツを送信する際の圧縮のサポートです。オリジンで圧縮しておいてそのままCDNで配信する方法(ようはCDNで何もしない)と、CDNのエッジサーバー上で圧縮を行う方法があります
- エッジサーバー上で圧縮を行う場合は圧縮するコンテンツタイプを指定します。
- application/vnd.ms-sstr+xml,application/dash+xml,application/vnd.apple.mpegurl,application/f4m+xml についてはMedia Services側でCDNを有効にしたら有効になるので触れません
- 1つのファイルバージョンだけエッジサーバーにキャッシュされます
- 1MBより大きいファイルは圧縮されません
- あとは通常の圧縮周りの話と同じ(動画など内部ですでに圧縮されてるようなコンテンツはメリットがないよとかとか)
※ はやく証明書のアップロードとか来ないかな、、
Azure HDInsightがAzure Portalで管理できるように
なりました。というかARM(Azure Resource Manager)対応です。
細かい話はお義父さん™か上記Blogを見てもらえれば。今後のHDInsightのASM(Azure Service Management)のクラスタとARMでのロードマップ周りはちょっと注意でしょうか。
- ARM用ツールに対して新機能や拡張が行われていきます。
- 最終的にASM関連のツールは削除されます。新しいARMに慣れておきましょう
- 新しいARMツールはASMとARMのクラスタを管理できます。(ASMはASMのクラスタのみ管理可能)
ということで、ARMに慣れておきましょうね。
その他
- Using App Service Web Apps continuous deployment with GitHub organizations
- GitHubの組織に対して権限付与してWeb AppsにCDやりましょう話
- Microsoft 3d Blueprint Visio Template
- MSのAzure関連のスライド(Keynoteとか)でよく見かける3Dな感じの(奥行きのある)やつのVisioテンプレートです
- RyuJITのバグについてのあれこれ
- RyuJIT Bug Advisory in the .NET Framework 4.6
- MS15-092: Vulnerabilities in the .NET Framework could allow elevation of privilege: August 11, 2015
- Azure国内事例