.NET Confの時期ですね。今年で10周年らしいです。そんな .NET Confは今年もオンラインなイベントで3日間。
- .NET Conf 2020
- 配信はMicrosoft Learn TVでもするみたいですね。※止まりまくりだったのでYoutubeのほうがいいかも(
- 公式アナウンス:Announcing .NET 5.0
- Announcing F# 5
- Announcing C#/WinRT Version 1.0 with the .NET 5 GA Release
今年の目玉は事前にアナウンスされた通り .NET 5のローンチですね。さてDay 1のメインあたりをいつもの通りペタペタします。なお書いてる通りDay2は24時間深掘りセッション、Day 3は世界中のスピーカーがそれぞれのタイムゾーンでブロードキャストって感じな様子。。。
というわけでKeynoteはScott Hunter氏から。まずは10年の歩み。
で、いきなり本題。 .NET 5がGAです。シングルファイル化やArm64サポート、C#9.0などなど。
TechEmpowerでのパフォーマンスベンチマークで1位とか .NET 5におけるパフォーマンスの向上について。テキストやJson周り、Socket周りの向上(gRPCなども含む)
次はWindows Desktop周り。Windows FormsやWPFデザイナー対応、Visual Studioツール関連、ClickOnceインストーラー対応、パフォーマンス向上などなど。
デモはScott Hanselman氏。Arm64な依存関係のアセンブリがあったりWIndows Formsが動いたり。WebView2では新しいEdgeのエンジン使ったりって話ですね。2020年にWindows FormsでD&Dでアプリ作ったりするのを見ることになるとは。。デモの中身は有名なScottを選んでページを表示するという内容でした。シングルファイルに発行することもできます。
そして赤シャツ3人。アーキテクチャとか昔話をする赤Scott 3人。貴重なXSPの資料が??
ボスを呼んだのはいいけど話が思ったより長くて大変そうな印象でした(
次はモバイル関連。Xamarin.Forms 5ですね。Motion Picture Artsの事例かな。
デモはMaddy氏。Hot ReloadやInspectorなどなど。iOSもAndroidアプリもWindows上で。
次はVisual Studio。16.8がGAと16.9がPreviewですね。 .NET 5対応がメインですがLinuxデバッガーなど細かいUpdateも多いです。デモはKendra氏。いきなりGitHub Codespacesに接続して始めたりできます。
アプリを発行するのもGitHub Actions連携なYaml生成+Azureへのデプロイも構成みたいな感じでできます。
ユニットテストも環境を選んでWindowsやLinux上でも実行みたいな感じですかね(Dockerコンテナーかな)
次はWebとクラウド関連。Blazor関連ですね。Blazor ServerとBlazor WebAssembly強化。デモはDaniel氏。パフォーマンスもあがってます系。リストの仮想化も対応してる感じですかね(描画されるとき対象になりそうなとこのデータ取りに行ってる)
クラウドネイティブ関連。OpenAPIやAPI REPL対応、クライアント生成やAzure API Managementへの発行、gRPC対応などなど。それからProjtect Tyeやハイパフォーマンスなリバースプロキシ(YARP)とか。
.NET 5はAzure App ServiceでもGA。デモはBrady氏。OpenAPI対応とか。SwaggerUIを開いてデバッグ開始することもできます。API増えたら自動生成もします。
HTTP REPLを指定してデバッグ実行もOK。
マイクロサービス関連でProject Tye。デモはDavid氏。バックエンドなAPI群の管理/ロギングなどなど。そのままAzure Kubernetes Service(AKS)へデプロイも。デプロイ後はフロントとバックエンドの2つのPodが動いてるのがわかります。Project TyeもYamlで構成管理してIngressコントローラー追加してPublicに公開とか。
さて将来の話。One .NET Visionですね。.NETに1つにまとまって .NET 5から .NET 6へ。LTSは偶数ナンバーな感じですね。 .NET 6, .NET 8など。
という感じで.NET 5もリリースしたし、3日間スタートです。詳細は.NET Conf 2020や公式みましょう!