Windows Azure Platform Training Kit April 2011 Update

リリースされてました。

変更点は以下の通りです。

  • [New] Authenticating Users in a Windows Phone 7 App via ACS, OData Services and Windows Azure lab
  • [New] Windows Azure Traffic Manager lab
  • [New] Introduction to SQL Azure Reporting Services lab
  • [Updated] Connecting Apps with Windows Azure Connect lab updated for Connect refresh
  • [Updated] Windows Azure CDN lab updated for CDN refresh
  • [Updated] Introduction to the AppFabric ACS 2.0 lab updated to the production release of ACS 2.0
  • [Updated] Use ACS to Federate with Multiple Business Identity Providers lab updated to the production release of ACS 2.0
  • [Updated] Introduction to Service Bus lab updated to latest AppFabric portal experience
  • [Updated] Eventing on the Service Bus lab updated to latest AppFabric portal experience
  • [Updated] Service Remoting lab updated to latest AppFabric portal experience
  • [Updated] Rafiki demo updated to latest AppFabric portal experience
  • [Updated] Service Bus demos updated to latest AppFabric portal

Azure AppFabricまわりのアップデートが多いですね。
追加された、OData・ACS経由のWindows Phone7のユーザー認証のHOLと、Traffic Managerに関するHOLは熱いですね。

個人的にはTraffic Managerに興味ありありです。
DC跨った分散配置が標準機能として提供されるんですからねー。HOLのドキュメント見ただけでわくわくしますね。はやくActiveにならないかな。

Windows Azure News from MIX11

Windows Azure Team Blogに記載があったMIX11で発表されたWindows Azure関連のニュースです。
超適当翻訳。

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新しい機能とサービス

  • アップデートされたWindows Azure SDKには、WebサイトやWebアプリケーション、IIS Webサーバーへのデプロイや管理、移行をシンプルに行えるWeb Deployment Toolが含まれます。
    この新しいツールはVisual Studio 2010とWeb Platform Installerに統合されます。
    このアップデートは後日提供されます。
  • Windows Azure AppFabric Access Control Serviceがアップデートされました。企業のディレクトリとWebのIdentitiesを統合することでWindows Azureアプリケーションにシングルサインオンを提供します。
  • Windows Azure AppFabric Cachingサービスは30日以内にリリースされます。Windows AzureやSQL Azureのパフォーマンスを向上させることができます。
  • Windows Azure Traffic ManagerをCTPとして提供します。この新しいサービスは、Windows Azureの利用者/顧客が簡単に、複数の地域にまたがっているアプリケーションのパフォーマンスのバランスを取ることができます。
  • Windows Azure Content Delivery Network (CDN)のプレビュー版によりIIS Smooth Streaming機能が提供され、開発者はIIS Smooth Streamingエンコードされたビデオを、Windows Azure Storageアカウントに配置しiOSやAndroid 3.1(Honeycomb)、Silverlightクライアントに配信することができます。

…書いてて http://sqlazure.jp/b/windows-azure/495/ に翻訳があがってたのでそちら参照でw(オファーの話は面倒)

Windows Azure Traffic Manager はベータプログラムから申し込めます。

急ぎはこんなもんかな。

Azure AppFabric ACS v1+ADFS+WCF Data Services (2)

前回の続きです。前回はこちら → Azure AppFabric ACS v1+ADFS+WCF Data Services

今回は実際にフェデレーション認証を利用するサービスとクライアントを作成します。
サービス側はWCF Data Servicesを利用して、トークンが有効な場合のみデータ(Entity)を返すようにします。
クライアントはActive Federation認証を行いますので、ADFS2.0とACSv1を使用し得られたトークンと利用してWCF Data Servicesにアクセスしデータを取得します。

ではまずサービス側から。

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Azure AppFabric ACS v1+ADFS+WCF Data Services

今日はWindows Azure AppFabric Access Controle Service v1 (現行)(以下ACSv1)とActive Directory Federation Services 2.0 (以下ADFS)を組み合わせてWCF Data ServicesをActive Federation認証してみようと思います。

WCF Data Servicesを利用するクライアントは今回はブラウザではなく、Windowsアプリとします。なのでブラウザが自動リダイレクトして認証画面に飛ぶようなPassive Federation認証ではなくActive Federation認証です。(自前でトークンのやり取りします)

そもそも、現行のACSv1はPassive Federationに対応していませんし、マルチテナントを考えるとちょっとWindows Identity Foundation(以下WIF)についてるFederation Utilityは使えないのでほぼコードでいろいろ制御することにします。

はっきりいって、ACSv2が出るまでのつなぎですね。ちなみに今回のネタはWIF トレーニングキットに付属するハンズオンラボ(IntroAppFabricAccessControl)を見ながらやればある程度できると思います。

今回想定している環境はこんな感じです。

※見ての通り(?)、WCF Data ServicesとSQL ServerはWindows Azure+SQL Azureでもまったく問題ありません。

では準備から。

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AD FS 2.0 とか AppFabric ACS とか

11月2日に Tech Fielders セミナーにて「AD FS 2.0 を使用して Windows Azure との SSO を実現しよう」が開催されました。

@junichia さんがセッション資料を公開されていますので、フェデレーション認証とかに興味がある方は是非。今時点で AD FS 2.0 について纏まった資料があまりないので非常に有益だと思います。

【セミナー資料】AD FS 2.0 を使用して Windows Azure との SSO を実現しよう V1.1

また、PDC10で唯一のID関連セッションに関する詳細も IdM実験室 さんが記事にしていますので、こちらも要チェックです。

PDC2010でのアイデンティティ関連セッション

ID管理及びSSO的な話は@ITの関連記事がわかりやすく纏まって公開されていますのでこちらも是非。

ところで AppFabric Labs は新しいACSやらいろいろ更新されてますが、ほんとプロダクションに来ないですね。2011年上半期に Caching やら新しい ServiceBus と纏めてくるんだろうか…

AppFabric Labs はわかりにくいですがこちら↓

Azure 実践クラウド・プログラミング

今日はせっかくなのであまり役に立たない書評なんぞを。

というのもつい先日、山田祥寛さん著「Windows Azure 実践クラウド・プログラミング for C#/Visual Basic/PHP」が刊行されました。
Azureに興味があるおいらとしては(コーディングするかどうかとかはともかく)ぽちっとしたわけです。
で、せっかく日本語での資料がまだまだ少ない分野なので、ちょっとでも周知のお助けになればなということで。

で、肝心の内容ですが。

全体的にAzureの構成や流れなど、俯瞰した視点から書かれており初見の方でも最初から通して見ることで把握しやすい構成になっているかと思います。

個人的には6章の「Azureアプリケーションの拡張と運用」がすごく充実してると感じました。
ただでさえ出始めのプラットフォームなAzureですが、この章に書かれている内容は運用における不安をだいぶ軽減してくれると思います。
ロギングや監視等、将来的にはSystemCenter系の製品に統合されそうではありますが、そうも言ってられない方には重宝するかと。
また日本語でまとまった文書をほとんど見かけない(と思う)WAP AppFabricについても記載があるのでとっかかりにはすごくいいです。

WAP AppFabricは重要な割にWebロールやWorkerロールに比べて表にでる機会が少ない気もしますが、On-Premiseとの連携やアクセスコントロール、次期バージョンでは認証も含めてAzureプラットフォームの要になると思うので要チェックです。
この章だけで別途1冊起こせるボリュームだと思います。

とまぁ6章ばっかりの感想な気もしますが全体的にまとまってて良書だと思います~
基本的には開発者向けの書籍なのですが、構造や背景、運用とかも把握できるのでSIerにも是非見ていただきたいですね。

この手の分野は日進月歩ですので、すぐ手に入れて実践して今後に備えたいです。
ええ自分のことですとも。orz

毎日興味惹かれる内容が多くてどうしよう

 

ADFSまわりちまちま見てる。なんか名称が違うなぁとか思ってたら、 Microsoft Service Connector って WAP AppFabric Access Control Services になったのかな???
なんにしろ頭に入りきらないので進捗悪し。

あと以前紹介した「クラウド セキュリティ & プライバシー――リスクとコンプライアンスに対する企業の視点」本が届いたのでこちらも見てる。時間ねぇ。

Azure 関連

WCF 関連

TFS

どんどん充実してきてますね。感謝です!
開発者側からの視点としてはビルドの自動化ができたら次はタスクの管理やらソース管理、管理者側からはパフォーマンス管理あたりなのかな?次が楽しみです。

Expression 関連

  • Expression Gallery via @naoki0311
    • Expression 3 もまだ全然さわってないのに4対応のムービーやら見れます。BlendのビヘイビアやEncoderのテンプレートなどなど。3からそのまま使えるものも多数。最近ムービー多くていいですね。検索は難しいけど、見逃さないようにしたい。

 

( ´Д`)=3 そろそろ寝よう。