Azure Update (2014/12/12)

サンタさん(赤シャツ)がちょっと早いクリスマスプレゼントを持ってきてくれました。

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寝れない…ふへへ

いつも通り箇条書きしていきますかね。

  • プレミアムストレージがPublic Preview
    • MAX IOPSが5,000、MAXスループットが200 MB/sec なSSDベースのストレージです。
    • Public preview: Premium Storage
    • 今のところPage Blob(要はディスク)としてだけ使えます。
    • 使えるのはDSシリーズのみ(DSシリーズはDシリーズと同一のCPU/メモリ構成で要はプレミアムストレージを使う構成のもの)
    • P10,P20,P30から選べます
    •   P10 P20 P30
      ディスクサイズ 128 GB 512 GB 1,024 GB (1 TB)
      IOPS/disk 500 2,300 5,000
      スループット/disk 100 MB/s 150 MB/s 200 MB/s
    • DSシリーズの仮想マシン1台あたり32TBまでサポート。5万IOPS以上だせます。
    • 1秒あたりの送受信帯域幅は50GBitなので注意
    • 現時点でWest US、East US2、West Europeのみ利用可
    • 同じ地域内で3多重+必要に応じてスナップショット(10TBまで)とれます。標準のGRSなストレージアカウントにスナップショットをコピーすることもできます。
    • 要プレビュー機能申込み
    • 価格はこちら → 価格表
    • 標準ストレージと違って時間あたりの課金です。P30だと1ディスク1か月61.44ドル。※価格表は/時だけど間違いらしい
    • 使い方とかはこちら → Premium Storage: High-Performance Storage for Azure Virtual Machine Workloads
    • Azure PowerShell使うか、プレビューポータルから作成しましょう。
    • このあたりも参照
  • Azure RemoteAppがGA
    • 予告通りGAしました。
    • General availability for Azure RemoteApp
    • GAしたのでSLAとかも付きます。(99.9%)
    • 価格はこちら → 価格表
    • BasicとStandardプランがあります。Basicは比較的ライトなアプリ用、Standardは重めのアプリを使うときに選択する感じですかね。
    • 1ユーザーあたり1か月1020円(基本料みたいなもの)からはじまって1時間あたり17.85円、最大で1,734円でキャップになる感じです(Basicの場合)。40時間分と50GB分のユーザー領域が含まれます(40時間こえて利用してると1時間あたりの課金がされて最大まで、という感じ?)
      それとは別に課金対象ユーザーとかがあるのかな?(Basicで課金対象ユーザーが20)※初期で20ユーザー分の最低料金が課金される?謎
    • Windows、Windows Phone、Mac、iOS、Android向けにクライアントがあります。(入手はこちらから)
    • 既定のテンプレートとしてWindows Server 2012R2のほかにOffice ProPlus 2013(30日トライアル)、Office 365 ProPlus(要Office 365のサブスクリプション)が使えます。
    • 自分でテンプレートをアップロードすることもできます。
    • ハイブリッドな機能として以下がサポートされます
      • ハイブリッド管理: ハイブリッドなRemoteAppコレクションはADドメインに参加させることができます。GPOやSystemCenterなどなどオンプレミスなエンタープライズ管理ツールによる管理やADのメンバシップを利用することができます。
      • フェデレーションID: オンプレのADと統合されたAzure ADの使用やユーザーが使い慣れた企業のIDで使うことができます。Windowsドメインの通常の認証機能を使ってアプリケーションを起動できます。
      • ハイブリッドネットワーキング: Azure RemoteAppコレクションをAzureの仮想ネットワークを使ってSite To SiteのVPNを接続してオンプレミスと接続させることができます。Azure上で動作するRemoteAppからオンプレミスのデータやリソースにアクセスすることができますね。ExpressRouteを含むAzureネットワーク機能の全部をサポートします。
      • Windows Apps in the Cloud: Azure RemoteApp Now Generally Available
      • Azure RemoteApp Overview
      • ハイブリッドなRemoteAppのしかたはこちら → How to create a hybrid collection for RemoteApp
  • SQL Database SQL2014 Features and Compatibility
  • Live Channels for Azure Media Services がGA
  • Disaster Recovery for Branch Office & SMB Customers (GA)
  • Azure AD: Application ProxyのGAとパスワードライトバックサポート
    • Azure Active Directory News: Application Proxy General Availability and many more new additions
    • General availability: Azure Active Directory Application Proxy
    • Public preview: administrative units
    • Wrapping up the year with a boat load of Azure AD news!
    • まずはパスワードのライトバックから
      • 最新のAADSyncでパスワードのライトバックがサポートされました。
      • たとえばO365などからAzure AD上のアカウントのパスワードを変更してもオンプレのADに戻してくれます。(今まではオンプレ→AzureADの同期はできてたけどO365側でパスワードかえちゃうと同期とれない状態になってた)
      • Premiumのみっぽいですけど。
    • Azure AD App ProxyがGA
      • PremiumとBasicのみサポート。
      • Azure AD App Proxyを使うとオンプレのアプリケーションや外部サイトをコネクタ(Proxy)経由で認証したあとアクセスさせるようにすることができます。
      • イメージはこんな感じ
      • このあたり参考 Public Preview of Azure AD Application Proxy
      • ちなみにKerberos(KCD)による委任もサポートです。
    • アプリケーションギャラリーを使ってHTMLなサインインページを持つWebアプリケーションへのパスワードベースのSSOを構成できます
    • アクセスパネルの任意のアプリケーションへのリンク (Public Preview)
      • 任意のアプリケーションをアクセスパネルに追加できるようになります
      • 既存のAzure AD統合してる(ADFS連携とか)カスタムWebアプリへのリンクや特定のSharePointのページなどをアクセスパネルに追加できます
    • ユーザー自身がパスワードリセットする際に利用できる認証方式として(電話や連絡用電子メールアドレス以外に)質問ベースの認証がサポートされます。(Public Preview)
      • よくある秘密の質問
      • 20の質問から選んで登録できます
      • まだ使えないっぽいですね。
    • Administrative Unit (Public Preview)
    • Azure AD PremiumがOffice 365ポータルから購入できるようになりました

その他のUpdate

 

まぁ、多いっすな。基本的にムッシュ・金麦・小澤先生と近江先生がいろいろ調べてくれることでしょう。

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