Windows 10 IoT Core(UWP)でSASトークンを生成

Windows 10 IoT CoreでというかUniversal Windows PlatformでSASトークンを手動生成するのまき。

なぜそんな面倒くさいことをするのかという前提を書くと

  • Universal Windows Platformでは現状Azure周りの(.NET用の)ライブラリがそのまま使えない(Configuration Managerに依存してるものが使えない)ので代替案が必要
  • REST API等でShared Access Signature(SAS)トークンが必要になる

という感じです。

SASトークンそのものはアクセスしたいリソースのURIと期限等をHMAC_SHA256でハッシュ値を計算したものになります。とりあえずハッシュ値生成部分。

        public string ComputeSignature(string content, string key, BinaryStringEncoding encoding = BinaryStringEncoding.Utf8)
        {
            var algorithmProvider = MacAlgorithmProvider.OpenAlgorithm(MacAlgorithmNames.HmacSha256);
            var contentBuffer = CryptographicBuffer.ConvertStringToBinary(content, encoding);
            var keyBuffer = CryptographicBuffer.ConvertStringToBinary(key, encoding);
            var signatureKey = algorithmProvider.CreateKey(keyBuffer);
            var signedBuffer = CryptographicEngine.Sign(signatureKey, contentBuffer);
            return CryptographicBuffer.EncodeToBase64String(signedBuffer);
        }

UWP用のAPI(CryptographicEngineとか)を使ってる以外はごく普通ですね。
SASトークンそのものは以下のような感じで生成できます。

        private string CreateToken(string resourceUri, string keyName, string key)
        {
            TimeSpan sinceEpoch = DateTime.UtcNow - new DateTime(1970, 1, 1);
            var expiry = Convert.ToString((int)sinceEpoch.TotalSeconds + 3600); //EXPIRES in 1h 
            string stringToSign = WebUtility.UrlEncode(resourceUri) + "\n" + expiry;
            var signature = ComputeSignature(stringToSign, key);
            var sasToken = String.Format(CultureInfo.InvariantCulture,
            "SharedAccessSignature sr={0}&sig={1}&se={2}&skn={3}",
                WebUtility.UrlEncode(resourceUri), WebUtility.UrlEncode(signature), expiry, keyName);

            return sasToken;
        }

出来上がったSASトークンはHTTP RequestのAuthorizationヘッダに設定すればOKです。(別途書く予定ですがAMQPでSASトークンを使用する方法がわからない…)

※元ネタ How to create Shared Access Signature for Service Bus?

Visual Studioの拡張機能のデバッグ時に配置エラー

Visual Studioの拡張機能(Extension)を開発中にたまにおかしくなってデバッグしようとしても以下のような配置エラー(ビルドエラー)になる場合があります。

Build error: "Extension '拡張機能の名称+GUID' could not be found"  Please make sure the extension has been installed.

通常、実験用インスタンス(Devenvを/rootsuffix Exp引数付きで起動する)を使うと思いますが、そこの拡張機能の一覧にごみがある可能性があるので一度きれいにしましょう。

C:\Users\<ユーザー>\AppData\Local\Microsoft\VisualStudio\14.0Exp\Extensions あたりの該当拡張機能が入ってるフォルダと.cacheファイルを消す

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\VisualStudio\14.0Exp\ExtensionManager\PendingDeletions あたりにあるそれっぽい文字列値を削除

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\VisualStudio\14.0Exp\ExtensionManager\ExtensionAutoUpdateEnrollment あたりにある該当拡張機能の文字列値を削除

だいたいこれでクリアになると思います。

※パス中の14.0ExpはVisual Studio 2015の場合。他のVerの場合は適宜12.0Expやらを参照。

Azure Update (2015.08.09)

ちょっと探さないでくださいしてる間にUpdateがあったようです。

東日本でPremium Storageが利用可能に

西日本ではすでに利用できていましたが東日本でもAzure Premium Storage がGAしました。

ヨカッタヨカッタ

Azure Data FactoryがGA

クラウドベースなデータ変換・統合サービスであるAzure Data FactoryがGAしました。

Visual Studio 2013のプラグインを使えばオーソリングもできます。Azure MLやAzure Batchとの統合も可能みたいですし、オンプレとの接続もできるので使い方次第ではかなり面白いかと思います。

DocumentDB周り

.NET SDK 1.3.0がでました。あとオンラインのIndex作成ポリシーの変換などをサポート。

Azure Storage周り

Append Blob(追加Blob)やクライアントサイド暗号化などがGAしています。

Append BlobはBlock Blobに追記ができるようになる機能です。Azure Storage SDKだとAppendTextメソッドあたりで追記していくことができます。通常のBlock BlobやPage Blobと違ってAppend Blobという種類になるので既存のものには使えません。

基本的にはBlock Blobで追加分のBlock Blobが紐づいていく感じのようです。追加操作に最適化されてる感じですね。既存Blobの更新・削除は未サポートです。(※追記した分だけ削除とかそういうのが未サポートなのかな)
ブロックのサイズは異なってもOKのようですが各ブロックの最大サイズは4MB、Append Blobの最大サイズは200,000 MB、Append Blobに格納できるブロック数の最大は50,000ブロックのようです。

クライアントサイドの暗号化についてはこの辺りを参照。

またAzure File Serviceもいくつか機能追加。

  • Azure Files Preview Update
  • ファイルのサーバーサイドコピー
  • コピーのキャンセル
  • ファイル共有サイズのクォータ
  • ファイルプロパティの取得・設定
  • CORSサポート
  • ファイル共有状態の取得(使用量など)
  • ACLの参照・設定
  • ディレクトリのメタデータの取得・設定

詳細はBlogの各機能のリンクを辿ってください。

またこれらの更新に伴って.NET, Java, C++, Node.js, Android用のライブラリが更新されています。

その他のUpdateや情報など

だいたいこんな感じです。

Universal Foldable Keyboard 買ってみた

Microsoftが最近だしたBluetoothな2つ折りキーボード、「Universal Foldable Keyboard」を買ってみました。

どういうものかは動画を見てもらえればわかりやすいかも。

特徴的な点をいくつか。

  • 水滴などついても平気
  • 2つのデバイスでペアリングできてワンボタンで切り替えできる
  • Windows / Android / iOS 対応
    • Windows 10, 8, 8.1
    • Windows Phone 8.1 Update 2
    • Apple iOS 7-8.1
    • Android 4.3-5.0
  • Bluetooth 4.0でHIDキーボードサポートのようです

感覚的にはCDケースぐらいの大きさ・厚みですね。デザインや作りはSurfaceのTypeCoverキーボードに似てます。Surface Pro3のTypeCoverが294グラムぐらい、Universal Foldable Keyboardが 183グラムぐらいですのでちょっと軽いです。
1回のフル充電で3か月使えるらしいです(試してないのでわからない)

2つのデバイスで共通で使えるのでよさそうと思って買ってみました。(最近iPadとSurface Pro 3を両方持ち歩くこと多いのでなんとかならないかなーと)
あわよくばWindows Phone(MADOSMA)1本でどうにかならないかなーと思ったわけですが。

とりあえず開封の儀を。

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箱はコンパクトです。パカッと開いて本体取り出すときにキーボード本体を開くようになってる感じ。
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付属品はプロダクトガイドと限定保証に関するドキュメント(Webから見れます)とUSBケーブルのみ。USBケーブルはSurfaceっぽく角がとがってる感じ。
そして本体裏面には…
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事前にScott Hanselmanに教えてもらった通り(聞くなよ)、安心の技適マークが!これで日本でも安心です(マークなかったらBlog書かなかったね)

本体を開くと電源が入ります。
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左上の丸い白い点が電源ランプで充電が不十分になると赤くなるようです。
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左上の「1」「2」キーでデバイス切り替えです。それぞれ長押し3秒するとペアリング待ちになるので各デバイスで登録しましょう。右上の「OS」キーで接続先のデバイスをWindows/Android/iOSと切り替えれます。
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右上側の横に充電用のUSBポートがあります。
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日本でゲットするには?

技適あるのでそのうち(日本語配列のが)販売されそうですが、現状個人輸入です(US配列がほしい人は日本で販売されても輸入でしょう)。Microsoftストアだとなぜかエラーで購入できなかったので少し安いAmazon.comで買って転送しました(転送料考えると対して…)
買ったのが7月上旬ぐらいなのでだいぶ待ちました。Scott Hanselmanに励まされながら待つこと数週間という感じですね。

使用感

iOSの場合

特に問題なし。Homeキーも効くし、Lockや各ショートカットキーも問題ないです。iPadで試したんですが日本語環境にしてるので既定で日本語入力(ローマ字入力)状態でした。逆に英語にする方法わからない。(英語タイプして変換で直すぐらい?)

入力方式はCommand(Fn)キー+Spaceで切り替えられました。

Windowsの場合

普通に使えます。IMEの切り替えは(自分の環境だと)普通にALT+` でOK。音量やらロックやらもろもろのショートカットキーも問題ないです。
唯一の欠点はF1~のファンクションキーが無いことですね。割り切って使うかしないとだめです。代替ショートカットを完璧に覚えればなんとかなるかもしれません(そうか?)
2015/08/13追記:@osprey74さんに教えてもらいましたが、Fnキー+[1]~の数字キーでF1~の代わりになるようです。ちょっとコツいりますけど無いよりはいいですね!

Androidの場合

端末を持ってないので未評価

Windows Phoneの場合

MADOSMAで試してみました。(言語設定などは英語な状態)
Homeキーなどは使えませんでした。最初、英語しか入力できずよくわかりませんでしたが言語の追加で日本語入れておくと日本語入力な状態でタイプできました。(当初は右手側のセミコロンなどがずっとShiftキーおされた状態でコロンやダブルクォートしか入力できなくてかなり謎だった)
とはいえiOSと同じでIMEをオフにして直接英語入力な状態にはできませんでしたがまぁ。

(2015.12.18更新) Windows 10 Mobileだと言語切り替えもできるしファンクション系のキーも効きます。ALT+Tabでアプリの切り替えできるのはちょっと面白いw

Continuumが(MADOSMAでも使えて)できるようになったらこれだけでも最低限いろいろこなせますね。
(RDP使えるしほんとどうとでもなる)

入力のタッチなどはTypeCoverに近いのでそちらの感想に近いです。あとは真ん中でまっすぐに分かれてるのでそのあたり慣れですかね。キーピッチなどもそうです。

※Windows用にファンクションキーだけの細長いキーボードがあれば完璧なんじゃないだろうか(

個人的な使い方考察

  • Surface Pro 3のTypeCoverを外してUniversal Foldable Keyboardを持ち歩く
    • マウスはペンで代用もしくはBluetoothなマウス(Arc Touch)を持ち歩く?
    • がっつりファンクションキー使わなかったらいいかもしれない(勉強会参加とか)
    • もともとTypeCoverのタッチパッドが不満なのでこれでいいかも
  • iPadとMADOSMAだけ持ち歩く
    • Windows!なアプリケーション触りたいときはRDPする(緊急避難的な)
    • 近場にふらっと出かけたりするぐらいなら問題なさげ

という感じでちょっと使ってみようかと思います。

Azure Update (2015.08.03)

小ネタ的な感じです。最近まともなこと書いてないな~。

Stream Analyticsの出力先にService Bus Queue/Topicがサポート

タイトル通り。ちなみにPower BIへの出力もPreviewですがサポートされてます。(接続する際に組織アカウントで認証することで連携できます)

コンピュート/ネットワーク/ストレージでタギングサポート

ARM経由で作成したVMやクラウドサービス、ネットワーク、ストレージでタグがサポートされました。使用量まわり(UsageやBilling)で追ったり管理するのに便利ですね。

Automation内でAzure PowerShellのARMサポート

AutomationでAzure PowerShellのARMがサポートされるようになりました。

この辺りも参考に。

DocumentDBのスクリプトエクスプローラーがUpdate

ポータル内でDocumentDBのユーザー定義関数(UDF)やトリガー、スクリプトエクスプローラーのブレードがUpdate されました。

だいぶ楽になりましたね。

Azure API ManagementのUpdate

API ManagementのUpdateというかAzure PowerShellでAPI Managementがフルセットでサポートされるようになりました。

あとプラグインとしてSmartBearがAPI Managementに対応したようです。

Logic AppsのUpdate

リトライポリシーをカスタマイズできるようになりました。リトライ間隔は最小20秒、リトライ回数は最大4回まで。

あとはパフォーマンスの向上やらと、日付形式でaddseconds、addminutes、addhours、adddaysをサポートなど。

またテンプレートの一覧など使いやすくなっています。この辺りは縄神様こと、てすとぶろぐ を参照。それ以外はポータルのブレード周りでトリガー履歴をたくさんみれたりとかいろいろです。

Web Apps と App Service Environmentのポータルアップデート

Web AppsとApp Service Environment向けにポータル機能がUpdateされました。

Web Apps作成時のエクスペリエンス向上

Web Apps作成時、プランの選択がわかりやすくなりました。

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現状のプランの一覧にプランの概要や参加しているインスタンス数などが表示されるようになっているので選択しやすいですね。

Web Appsブレードの改善

パフォーマンスがよくなったりなどなど。App Serviceプランレンズというのが増えました。

image ※既存のやつにApp Serviceプランのタイルだすにはどうするのがいいのか、、

簡単にApp Service プランを見たり、スケールの設定、プランの変更が可能です。(プランの変更は右クリックして表示するコンテキストメニューからでも可。コンテキストメニューもいろいろ拡張されています)

他にもいろいろあるので、タイルの追加などでカスタマイズするのもいいかと思います。
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ツールメニューの追加

ツールメニューが追加されました。
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トラブルシュートやモニタリングしたりするのに便利です。ARM Explorerにも一発で飛べます。

Java構成の改善

Javaのバージョンを選択するとマイナーバージョン(最新または細かい指定)できるのとWebコンテナーも結構細かく指定できるようになりました。
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App Service EnvironmentのUpdate

App Service環境と訳されるApp Service Environmentですが、ワーカープール全体の使用率モニタリングができるようになりました。また8個のIPアドレスまたは29ビットマスクなど小さい仮想ネットワークのサブネットにApp Service Environmentを構築できるようになりました。

 

その他

  • Azure SDK 2.7 for .NET (Visual Studio)を使ってクラウドサービスをデバッグする際、32ビットOS上だとうまく配置できないようです(msshrtmi.dllが云々)。64ビットOS上で行うか、次VerでFix予定なので待ちましょう。
  • Web App Scenariosというのが公開されています。
    • Web app scenarios
    • Webアプリに検索機能を付けるには?とかのシナリオに合わせて必要なサービスの一覧が載ってたりするので取っ付きとしてはいいかもです。日本語化されるといいですね。
  • Kuduにアイコンが!
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    • 細かいUpdateも多いです。
    • いつの間にかWebHookがいじれるようになってました(配置後に呼ばれるぽい)
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    • Kuduチームはいろいろ面白いですね