Azure Functionsに大き目のUpdateがきました。
Runtime ~0.5 リリース
Azure Functionsのラインタイムですが、~0.5がリリースされました。既存のFunctionsはポータル等からアップデートできます。
リリースノートはこちらを参照ください。
F#サポート(Preview)
外部プロセス実行モデルから変わった点が一番大きな変更点かと。
let Run (input: string, log: TraceWriter) = log.Info(sprintf "F# script processed queue message '%s'" input)
その他のランタイム関連アップデート
- 使用するnode.jsのバージョンがv6.4.0になりました(前は5.9.1)
- HTTPトリガーでbodyとquerystringプロパティをバインディングできるようになりました。
- Event HubsトリガーでmaxBatchSizeとprefetchCountの構成ができるようになりました。
- ローカルデバッグ用にTracingしか触ったことなかったけどHost.jsonでこういう構成の仕方するんですね。
- C#の自動パッケージ復元が良くなりました。
- ロギングのパフォーマンスや使い勝手がよくなりました。
- File Watcherでカスタム構成ができるようになりました。
- こんな感じでファイル変更の監視対象フォルダを追加できます。
- context.bindingData (LowerCamelCase)になりました。
- Twilioのバインディングがサポートされました。
ポータルのアップデート
ポータルもだいぶ変わりました。
- ローカライズサポート(ただし https://functions.azure.com/signin はまだ)
- タブが左側によりました。
- Outputのバインディング作成時、そのバインディングをInputとする新規のFunction(関数)を作ってくれるボタンが増えました。クリックすると同じバインディングでInput(トリガー)の関数が作られます。チェーンしたりするときに便利ですね。
- 接続情報など複数あるときに簡単に選べるようになりました。
- 統合タブ内でバインディング毎にドキュメントが表示されるようになりました。いちいち探してプロパティとか調べなくてもいいから便利ですね。
- 開発タブのファイルエクスプローラーでリネームや削除ができるようになりました。
- Function App設定からKuduに飛んだり開発者コンソールを表示させたりでるメニューが増えました。
日本語の説明文が不足してますね( - モニタータブで呼び出しログなどを参照できるようになりました!
ライブイベントストリームは別サイトのままですが、呼び出しログや呼び出し時のパラメーターを参照しやすくなりましたね。
あと切望してるのはデバッグ周りとかですね!はやく良くなるといいな。