Ignite 2019はじまりました。
というわけでDay1のVision Keynoteをいつものように貼り付けます。Vision KeynoteやセッションはIgniteのページからどうぞ。(MicrosoftのTechCommunityなどにサインインできればオンデマンドで見れる様子。Youtubeは来週とかかな?※というつぶやきを見た気がする)
Vision KeynoteといえばSatya氏。Inspireに引き続きTech Intensity。
Universal StudioのアクティビティにちょっとビビるSatya氏。
50Billionなデバイス、175ZByteなデータになるのが予想される、コンピューターな世界でAzureは54リージョン、100%再生エネルギー、廃棄ゼロを目指す感じ。
Natalia氏は現場(エキスポ会場)からAzure Stackの話。実機が展示されてますね。Azure Stack Edgeとかも。バックパックに収まるものも展示されてます。
次はHybridかな。Azure Arcが発表。オンプレや任意のKubernetesクラスター上にAzure ArcからAzure SQL Databaseなどを展開できるサービスみたい。デモでは実際にHPE上に展開したりスケールアウトをポータルからポチポチして問題解決したりしてました。
次はデータや分析周り。Azure Synapse Analyticsが発表です。エンタープライズデータウェアハウスとBig Dataの分析を統合する無制限な分析サービスらしい。デモではペタバイト級のデータをいじるクエリも9秒で結果がでました。(Google BigQueryやAWS Redshiftを意識してますね。GCPは11分?)同時接続数が1000でも余裕みたいな?
次はAIの民主化。誰でもすぐ使えるAIの他に自律システムなども。カーネギーメロン大学の事例だと自律機械が坑道を自動ですすんで状態チェックしたり情報収集したり。
Project Silica。石英ガラスにデータを保存するプロジェクトですね。今回はスーパーマンの映画が入ったやつをお披露目。ゆでたりレンジでチンしたりしても大丈夫。
お次は量子コンピューティング。オープンハードウェアでAzure Quantumが発表。Q#やQDK、シミュレーションなどオープンソフトウェアで。Azure Quantumでは1QBitがパートナーに。
次はTrust。プライバシーやセキュリティ、Responsible AI(責任あるAI)。サイバーセキュリティにかかるコストは1トリリオンドルにもなってる。統合的に管理するのにAzure ArcやMicrosoft Endpoint Managerなどが提供される感じ。
次のレイヤーはDeveloper Tools。最近の技術者求人の61%は技術部門以外かららしい。開発者を助けるツールとしてVisual StudioやDevOps、GitHubなどあるけどVisual Studio Online(Visual Studio Codeのブラウザで動作するオンライン版)や機能としてはIntelliCode、Live Shareなども。事例はCOMCAST。
次のレイヤーはPower Platform。ビジネスアプリは500Mオーバーに。2500万の市民開発者(Citizen Developers)に力を。
Power Automate(Microsoft Flowから改名らしい)とPower Virtual Agentsをアナウンス。Power Virtual Agentsはデザイナーを使ってコード不要でBotを作るためのサービスかな。UI操作をキャプチャして自動入力したりRPAぽいこともできそうなデモでした。(RPAぽいことするのはPower Automateかな)
次はDynamics 365。ビジネスデータの73%は分析すらされてないとか。デモでは顧客分析をDynamics 365上でリアルタイムでみたり。Mixed Realityも活用。Product Visualizer?
最後はMicrosoft 365。いつの間にか会場移動したSatya氏。Microsoft Teamsでいっぱい機能がGAしたみたい。(詳細はBlogででるでしょう)
そしてProject Contexの発表。AIドリブンなナレッジ共有とかかな。組織内の既知のトピックなどをハイライトしてカードを表示、そこからAIが自動生成したナレッジページを見たり関係者などをGraphでみたり、資料をみたり。Delveの進化版みたいなサービスですね。Teamsのデモではいくつか見たこともある機能もありますがEye Gazeやカスタムバックグラウンドなども紹介。Outlook (iOS)では自然言語で検索したりForm Recognizerが入ったり。
あとはMicrosoft 365なのでSurfaceなどのハードウェアの紹介も。
次はWeb。Microsoft EdgeとBingですね。新しいEdgeはアイコンも変わりましたね。iOS/Android/Win10/Win7で提供。パフォーマンスも向上。パーソナルウェルカムページとか。IEモードもあるよ()
Trackerを自動ブロックしたり設定もいじれます。InPrivateモードでは検索などプライバシーも保護、ページを収集する機能も。
Bing周り。Office 365など企業内検索とも連携。自然言語での検索もよくなったのかな?とういことでEdgeのカナリーリリースは今すぐ、GAは1月15日、SearchのFastTrackは来年Q1らしい。
次はMinecraft Earthかな? Mapの作りは ___ Goみたいな感じのUIな気もする。ARモード?ではみんなでプレイ。ウサギが落ちてお亡くなりに・・・・
Azure Spatial Anchorsなどを使ってる感じですね。
という感じでVision Keynoteは終了。
ニーズに合わせてがっつり改名したり機能拡張したりはMicrosoftらしい選択ですね。市民開発者を強く意識しているのとAIなどをうまく取り入れて機能強化してるのが印象的でした。
触れられなかった機能Updateなどもたくさんあるのでその辺は別Postにします。