今年もBuildの季節がやってきました。Day 1はVision Keynoteですね。
動画などはこちらから。
#MSBuild starts in 15 minutes. Watch it live:
Twitter: msft.social/zzl8lO
Web: msft.social/uDgK8w
YouTube… twitter.com/i/web/status/1…
—
(@Microsoft) May 06, 2019
Vision Keynoteの前にImagine Cup決勝戦もやってたので30分前からいろいろすごかったです。(気になる人は動画をチェック)
というわけで本編です。
最初はCEOのSatya氏から。OpportunityやResponsibilityなどのお話に続きプライバシーやサイバーセキュリティー、Responsible AI(AIの責任)などこれまでのMicrosoftのミッションやメッセージのおさらい。
それらのミッションを支えるPlatformや機会としてAzure、Microsoft 365、Microsoft Dynamics 365やGamingなど。Azureリージョンも南アフリカにもきたし54リージョンに。Javaも1stサポートだしOSS周りサポートやHybridなども。
今回アナウンスされるアップデートはこんな感じ?多様な業種でデジタルトランスフォーメーションされてるのに使われてたり。J.P. Morganの事例は先行アナウンスでも出てましたね。
デモはスターバックス。機械学習つかったDeep Brewというシステムを開発。レコメンドなどなど。
次はAzure AI。先行アナウンスでFPGAがGAしたりONNXランタイムのアップデートなどがありました。それからCognitive Servicesも新しいAPIが増えたり。Decisionで強化学習もきたのかな?
デモはSpeechなAPIから新しいConversation Transcriptionで会話のテキスト起こし。専門用語も結構認識してる。
次はBot Framework関連、Mixed Reality。HoloLens 2やAzureの関連サービス(Spatial Anchorとか)も以前にアナウンスされたのを使った事例とか。Autonomous System(自律システム)な事例も。
次のプラットフォームの話はDynamics 365やPower Platform。Power Platformを使ってCommon Data Modelや自身のデータをDynamics 365や3rdパーティーなアプリから利用したりできるように。Open Data Initiativeの話も。SAPのデータをこねくり回してDynamics 365からみたりPower BIで見たりしてました。
次はMicrosoft 365。アプリやデバイス、データ(Graph)、人をつなげて管理。Windows、Office、Edge、Teamsを横断的にMicrosoft Graphで。
Microsoft 365関連のUpdateはこんな感じ。(一部隠れて残念) Graphの入口としてはMicrosoft SearchやMyAnalytics、Cortanaなど。Cortana SkillsとBot Framework連携など、今までCortanaかなり前面に出ていたのが手段の1つという感じで当たり前になった感じかな。マルチターン、マルチドメイン、マルチエージェント対応などが必要。ビデオではかなり複雑な対話を理解して処理してました。
Office関連というかアプリ関連でInkの認識の話(先日アナウンスありましたね)やEdgeの話題も。Chromium版の話ですね。Open Source、Cross-platform。プライバシーやセキュリティも大事だしリアルタイムなコミュニケーションなど今後のイノベーションについても。
EdgeのデモはDivya氏。(今回、デモはエキスポ会場的なところでそれぞれやってますね…)
最近使ったファイルみたりIEモード、、、
プライバシー・セキュリティ周りは3つのモードからざっくり選べるように。
コレクション機能でコンテンツを簡単にまとめて管理。まとめたコレクションはExcelに吐き出したりとか。
次はMike氏から共同編集機能 on Edgeなデモ。タイピング、描画などリアルタイムにコラボレーションできます。Teams上やメールにWordの表を貼り付けると中身がリアルタイムに中身が反映されるとか。
というところでMicrosoft Teamsな話題に。
デモはRaanah氏。最近のTeamsクライアントはだいぶ機能増えましたね。過去のOffice Lensのようなホワイトボードを認識して画像を補正してレイヤーとして重ねて表示とか。対応物理デバイスも増えて連携アプリも増えてます。
そしてHoloLens連携。Teams上のSpatialタブ開くと3Dなルームが表示されてそこに参加(QRコード送ったりもOK)するとSpatial Anchorで共有されたルームで共同作業ができる。中にも入れる(?)し、ARCoreにも対応してるのでスマートフォンから参加して触ることもOK。
という感じで今までの振り返り。最後はGamingですね。環境としてはConsole、Mobile、PC。Game StackとしてPlayFabも入ったしだいぶ増えましたね。
最後のムービーは不幸にもスマートフォンを取り違えてMinecraftを見てしまった少女は…(で終わった)
という感じのMinecraftのARゲームの予告みたい?
Vision Keynoteはこんな感じでした。AI、MR、Teams、Gamingあたりが力の入れどころでしたね。Azureは支えるインフラとしてがんばってUpdateしてる感じ。
細かいリンクやUpdate情報はまた別投稿で。
ピンバック: Microsoft Build 2019 in Seattle #1 – nishy software (ja)