Inspire 2日目のKey Segments、「Key segments featuring Satya Nadella, Brad Smith and other Microsoft executives」です。
2日目も非公式同時通訳があるのでそちらもどうぞ。:Microsoft Inspire Day2 基調講演「非公式」日本語同時翻訳
最初はSatya氏から。新しい10年の始まり。
Day1でも言っていましたがResponse、Recovery、Reimagineが大事。困難や課題に最初に応答して復旧を助け、新たに創造しよう。
Tech業界のGDPは全体の5%、それが10年後には10%に増えてるだろう。さらにCOVID-19が後押ししてパブリッククラウドへの投資が89%も増えると。
ヘルスケア、製造、流通、金融などいろんな業種でリモート、IoT、AI、Mixed Reality、ECなどなどを活用。
Tech Intensity(技術強度)。業界全体でビジネスやテクノロジーを推進しないと。Intelligent CloudやIntelligent Edgeな時代。いろんな領域に製品やサービスを提供してる。
これらを支えるのがAzure、GitHub、Power Platform、Microsoft 365、Dynamics 365といったビルディングブロック。これらで顧客のDXを推進するみたいな話ですね。
Azureの話。Azure ArcでAzure外も含めて考えたり。今は61リージョン、90以上の認定とか。さらにいろいろ新しいリージョンも。Net ZeroということでCO2排出量の話とか事例の話。あとAzure Synapse AnalyticsとかAzure Stack HCIとかですね。
事例動画は人工呼吸器の話ですね。COVID-19のだいぶ早い段階で必要になると踏んでたわけですが。新しいものを作るのにAIを使いながら検証・製造・テストと。80万時間に及ぶ計算やらを週末の間に。ライフセービングデバイス。
次はGitHub。この1年でGitHubのアクティブユーザーがむっちゃ増えた。GitHubでコードスキャンなどで脆弱性を事前チェックしたり。最近だと北極にコードを送ったりしました。それからVisual Studio CodespacesやVisual Studio Live Shareなどで共同作業。
次はPower Platform。T-Mobileでの事例の話。店舗スタッフとのやり取りをチャットBotや
職場に戻るためのソリューション。場所の準備、社員の健康や安全管理、職場のケア管理、これらをPower Platformで。
次はDynamics 365。patagonia社の話。COVID-19でリアル店舗は閉店せざるをえなくなりましたがDynamics 365で直接デリバリできるようにしたり。他不正防止(詐欺防止)とか、店舗と接続してカメラ画像を解析してソーシャルディスタンシングを測ったりCustomer Voiceを管理したり。
次はMicrosoft 365。ビデオ会議ではTogetherモードを提供したり。教育現場でTeams使った事例の話。1:1からクラスでの授業まで。それからTeamsで使えるMicrosoft Teams Dataflexもでました。共同作業もTeamsで。
最後はSecurityやコンプライアンス、Identity。COVID-19関連のマルウェアも急増。Microsoft 365で不正なサインインを検出してブロックしたり、マルウェアから保護したり。Zero Trust。
Azure Active Directory External Identitiesもでました。Endpointでのデータロスとの保護とか。
これまでの総まとめみたいな話ですね。SharePointやPower Automate、Power Appsで自動化したり共有してTeamsからも使ったり。それらのアプリをVisual StudioやVS Code、VS Codespacesで開発したりGitHubで管理、DevOpsやAzureにデプロイ、Power BIやDynamics 365と連携、それらをMicrosoft 365でID保護したりとかとか。
Our missionは変わらない。$1のMSのクラウドの収益に対してパートナーの収益は$9.82。(Microsoftの)Our missionをTech Intensityに。Passionもね。包括的に、信頼もあって、基本的な権利(高速ブロードバンドの話かな?)、持続可能性。
さてGavriella氏が登壇。パートナーアワードな時間ですね。残念ながら今回は会場で興奮できないわけですが、Twitterでハッシュタグ付けてセルフィ―あげてとお願いw
Community Responsed Awardというのも。ファイナリストの紹介から。NTT Dataもいますね。REDBITがWinnerかな?
次はBrad氏。シアトルのユニオン湖上から。見たことある運河もありますね。MS社員とともにあるバーガーMaster。そこからMSの歴史というかミッションの話とか。話してたら注文した商品が届いてあちらの男性からです、と振り返るとBill Gが。
さて場所は変わってシアトル水族館近辺から。カーボン排出量ゼロ(カーボンネガティブの話ですね)を目指す。Igniteでも発表があった気がしますがカーボン排出量のカリキュレーターとか。3つのスコープで考えてる。直接的な活動からの排出削減、使用電力からの間接的な排出、サプライチェーンを含むその他すべての間接的な排出。たとえば5メガW級のソーラー発電とかとか。で、来年7月までに100万トンのカーボンを削減することを約束する。
次は場所を変えて州都オリンピアのワシントン州会議事堂から。Microsoft AccountGuardで現在30か国を保護してる。それから広範な人種的正義の計画における社会の変化を促進するために財力を提供することを誓うといったニュースもありました。顔認識技術で人種差別しないとかいろいろ。州知事の会議室でBill Gがサイン。
次の場所はスペースニードルですね。スペースニードルの話はさておき、オープンデータの動きをMSが後押ししたり、Microsoft Airband(TVの使ってない周波数帯の電波つかうやつ)で地方のブロードバンド提供プロジェクトを25の州でとか、農村部のブロードバンドへの取り組みを拡大、2年内に300万人にリーチさせる。(ブロードバンドは基本的人権って言ってましたね)
それから包括的なアプローチとして学習への無料アクセスや認定・求職ツール、仕事・スキルを特定するためのデータなどを提供。
さてBrad氏のパートから戻ってGavriella氏とSatya氏の対談。Missionの話だったりTech Insensityやエコシステムなどなど。今回は人権などについてのメッセージが多いですね。
次はNick氏。Big Oppotunitiesな話というかパートナー施策とかの話ですね。元日本マイクロソフト社長の平野さんも登壇。
マイルストーンとしてバランスとスケール。マーケットプレースで素早くソリューションを提供したりISVだろうがCSPだろうが関係なく課金周りや調達を簡単にしたり。パイプラインを共有したりエコシステムでビジネスをスケールさせる。Microsoftのミッションを成し遂げる。
Insight社の事例。IoTでお客さんの体温計って対応みたいな話かな。昨今らしい話題だ。。
最後はNick氏。Azure ArcやAzure Synapseとかの紹介。
あとAzure Stackの紹介。
シーメンス社はMRもあるけどIoT EdgeやHybridな環境の話かな。
IoT関連。Azure Sphereや組み込みなどなど。
XboxやゲーミングPC、Teamsデバイスなどの紹介。最後は通販番組っぽい雰囲気になってしまいましたが。。
こんな感じで今年のInspire Key Segmentsは終わりです。
今年は細かいところではもちろん新機能やサービス(施策も含めて)ありますが、どちらかというとこれまでの要素や技術を組み合わせて素早く対応・復旧・再創造して困難に立ち向かいましょう、そのための支援や技術を提供しますというメッセージが強かった印象です。がんばりまっしょい。
ピンバック: Microsoft Inspire 2020 Day 2 Key segments — ブチザッキ | Mon site officiel / My official website