Windows 10 IP 10565でExplorerが固まる

すぐ直る(次のビルドとか)と思うけど、よくわからない地雷踏んだので。

  • 症状
    • Explorerからファイルをダブルクリックで開くとExplorer(とタスクバーなど)が固まる
    • というより起動しようとしたアプリが固まる(例: Chromeでファイルをダウンロードして実行しようとするとChromeが固まる)
    • システム障害報告のアレが起動する
    • 右クリックのコンテキストメニューから「開く」などを選ぶと問題ない
  • 回避策
    • 「設定」-「システム」-「既定のアプリ」で関連付けを「Microsoftが推奨する既定値にリセットする」でリセットする

よくわかりません。

Windows 10のGame DVRが動かない

Windows 10でGame DVRが使えます。が、Win+Gのショートカットで起動するウィンドウの録画などの機能が使えませんでした。(XBoxのアプリ立ち上げてもその部分だけサポートされてないとかでる)

解決策はKB3010081のHotfixを適用しましょうという感じ。

これでバッチです。(なおこのパッチ適用しないとHTTP Live Streaming (HLS)が使えないのかMSEdgeでAppleのイベントのストリーミング見れませんでした)

それから関係ないと思うけど、パッチ適用後MADOSMAがちゃんとモバイルコンパニオンで認識するようになった(

Raspberry Pi 2とWindows 10 IoT Coreで温度センサーを使ってみる

公式(?)にあるサンプルはちょっとわかりづらかったので簡単な解説的な?ちなみにこちらです。

※というかMCP3002使った時のコード間違ってるんだよねーあとでPRするかな、、、

Raspberry Pi 2にWindows 10 IoT Core(Build10240=Public Release)をのせてるものとします。あとセンサーとしては一般的な3ピンなアナログ温度センサー、A/DコンバーターはMCP3002を使うものとします。

MCP3002のデータシートはこちら

ちなみに回路的にはこちらのBlogの通りです。温度センサーの極性とRaspberry Pi2のGPIOのピン間違わなければまぁ問題ないでしょう。

※回路図のせようと思ったけどhttp://fritzing.org/にサインアップできないので断念。
※あと温度センサーによるのかもしれないけど誤差とかにも注意しましょう(使ったやつは個体によって最大±4℃の精度らしい。。。)。キャリブレーションできるようにアプリ作っておくといいかもですね。

さてWindows 10 IoT Coreで動作するUniversalなアプリを作ってセンサーからデータを読み取ってみましょう。
まずはSPIデバイスの初期化。

        private const string SPI_CONTROLLER_NAME = "SPI0";
        private const Int32 SPI_CHIP_SELECT_LINE = 0;
        private SpiDevice SpiDisplay;

        private async Task InitSPI()
        {
            try
            {
                var settings = new SpiConnectionSettings(SPI_CHIP_SELECT_LINE);
                settings.ClockFrequency = 500000;
                settings.Mode = SpiMode.Mode0;

                string spiAqs = SpiDevice.GetDeviceSelector(SPI_CONTROLLER_NAME);
                var deviceInfo = await DeviceInformation.FindAllAsync(spiAqs);
                SpiDisplay = await SpiDevice.FromIdAsync(deviceInfo[0].Id, settings);
            }

            /* If initialization fails, display the exception and stop running */
            catch (Exception ex)
            {
                throw new Exception("SPI Initialization Failed", ex);
            }
        }

SPI0使うように設定してSpiDeviceのインスタンス作ってる感じです。

データ読み取るには以下のようにデバイスのTransferFullDuplex()を呼び出せばいいです。

byte[] readBuffer = new byte[3];
byte[] writeBuffer = new byte[3] { 0x68, 0x00, 0x00 }; //01101000 00; /* It is SPI port serial input pin, and is used to load channel configuration data into the device*/

SpiDisplay.TransferFullDuplex(writeBuffer, readBuffer);

とりあえず後の話はセンサー側とか固有の話なので同じA/Dコンバーターなど使わなければ意味がないかも。
MCP3002の場合は欲しいチャンネルの情報を渡せば10ビットで応答が返る仕様です。WriteBufferに決まった信号をセットします。(1bitは固定で0、2bit目は必ず1(スタートビット)、SGL/DIFFも1、CH0を使うので0、MSBFで受け取るので1、あとは0という感じで0b01101000 = 0x68 であとはゼロ、という感じです。MCP3002は10ビット2chのA/Dコンバーターなんですがスタートビットからの分も含めると1回のやり取りで3バイト分の領域が必要になるのでbyte[3]な感じです。

さてreadBufferには読み取った値が入ってるわけですが必要なデータだけ3バイトの中から抽出します。

        private int ConvertToInt(byte[] data)
        {
            int result = data[0] & 0x03;
            result <<= 8;
            result += data[1];
            return result;
        }

スタートビットから数えると応答の1バイト目の3ビットが有効な値なのでその部分を取得して8ビットシフトして、2バイト目の値をそのまま足します。(なんでというのはデータシートでも見てください)

image

これでデータがとれました。で、取れた値を温度に変換する必要があります。
使った温度センサーは0℃で500mVの出力電圧で、1℃につき10mV出力電圧が変わる仕様です。なんでざっくり計算するとこんな感じ。

                var adc = ConvertToInt(readBuffer);
                var vol = adc * 3300 / 1024;
                var t = (vol - 500) / 10.0;

adcの値が得られた値で入力の3.3V(3300mv)を掛けて10ビットの1024で割ると出力電圧がでます。0℃で500mVなので500引いて単位をそろえると摂氏な温度が得られます。

あとは画面に出すなり外部に吐き出すなりお好きなようにどうぞという感じです。

※ブレッドボードで何も考えずつないでやってるあたり、学習コンテンツだなーとは思いますがまぁ面白いからいいです。1万円もかからずにC#(UWP)でアプリが組めてデバイスも触れてという環境はいいんじゃないでしょうか。

Windows 10 IoT Core(UWP)でSASトークンを生成

Windows 10 IoT CoreでというかUniversal Windows PlatformでSASトークンを手動生成するのまき。

なぜそんな面倒くさいことをするのかという前提を書くと

  • Universal Windows Platformでは現状Azure周りの(.NET用の)ライブラリがそのまま使えない(Configuration Managerに依存してるものが使えない)ので代替案が必要
  • REST API等でShared Access Signature(SAS)トークンが必要になる

という感じです。

SASトークンそのものはアクセスしたいリソースのURIと期限等をHMAC_SHA256でハッシュ値を計算したものになります。とりあえずハッシュ値生成部分。

        public string ComputeSignature(string content, string key, BinaryStringEncoding encoding = BinaryStringEncoding.Utf8)
        {
            var algorithmProvider = MacAlgorithmProvider.OpenAlgorithm(MacAlgorithmNames.HmacSha256);
            var contentBuffer = CryptographicBuffer.ConvertStringToBinary(content, encoding);
            var keyBuffer = CryptographicBuffer.ConvertStringToBinary(key, encoding);
            var signatureKey = algorithmProvider.CreateKey(keyBuffer);
            var signedBuffer = CryptographicEngine.Sign(signatureKey, contentBuffer);
            return CryptographicBuffer.EncodeToBase64String(signedBuffer);
        }

UWP用のAPI(CryptographicEngineとか)を使ってる以外はごく普通ですね。
SASトークンそのものは以下のような感じで生成できます。

        private string CreateToken(string resourceUri, string keyName, string key)
        {
            TimeSpan sinceEpoch = DateTime.UtcNow - new DateTime(1970, 1, 1);
            var expiry = Convert.ToString((int)sinceEpoch.TotalSeconds + 3600); //EXPIRES in 1h 
            string stringToSign = WebUtility.UrlEncode(resourceUri) + "\n" + expiry;
            var signature = ComputeSignature(stringToSign, key);
            var sasToken = String.Format(CultureInfo.InvariantCulture,
            "SharedAccessSignature sr={0}&sig={1}&se={2}&skn={3}",
                WebUtility.UrlEncode(resourceUri), WebUtility.UrlEncode(signature), expiry, keyName);

            return sasToken;
        }

出来上がったSASトークンはHTTP RequestのAuthorizationヘッダに設定すればOKです。(別途書く予定ですがAMQPでSASトークンを使用する方法がわからない…)

※元ネタ How to create Shared Access Signature for Service Bus?

WPC 2015

というわけでMicrosoft World Partner Conference 2015(MSの年次総会)の時期がやってまいりました。

基本的に英語怪しいのと主観な感想なので気になる人は原文聞くなりしましょう。

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Windows 10 でスタートメニューの幅を変える

Windows 10のスターとメニューの縦・横幅かえれます。端にマウスもっていけばマウスカーソル変わるのでドラッグしましょう。

既定っぽいサイズ

image

大きくした例

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※全画面が最大ぽいですね。(サブモニタなど小さい解像度のモニタがある場合はそちらのサイズに依存ぽい)

縦方向はサイズを自由にできますが横方向はタイル4つ分単位とかで広がるのでちょっとドラッグしただけじゃサイズ変えられないように感じるので注意が必要かも。

Windows 10 build 10074から10122へのアップグレードに失敗する話

Windows 10 Build 10074から10122へアップグレードしようとしたら 0x80070057 – 0x20007 とかいうエラーでロールバックしちゃう件。

Known Issuesだったりしたわけですが、解決方法よくわからなくてISOでたらクリーンインストールするかーとか思ったらScott HanselmanがナイスTipsを教えてくれました。

というわけで、実際に以下コマンドを管理者で叩いてみた後10122インストールしてみたところ無事Upgradeできました。(∩´∀`)∩ワーイ

rundll32.exe pnpclean.dll,RunDLL_PnpClean /DRIVERS /MAXCLEAN

Windows 10 というかもはや Windows 10 なんて些細な話なのだ

何か発表があったようです。

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まぁぶっちゃけ今日のイベントはWindows 10というよりMicrosoft HoloLensが全部持っていきました感。すごくわくわくしてきたぞ!

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Windows 10 Technical Preview Build 9879

出てたのでUpdateしました。2回目ですね。相変わらずOSアップグレード的な感じになるので、ユーザープロファイル初期化される感じです。(ストアアプリも初回起動時にStoreアプリに移動してRepairしないとダメ)

あとアップグレード後にWindows UpdateしてTP用のパッチあてないとOffice 2013初期起動しなかったりひどかった。注意しましょう。

以下所感。

  • タスクバー上のタスクビューボタンと検索ボタンの表示・非表示が設定できるようになった
    • imageimage
      すっきり。
  • OneDriveの挙動がちょっとかわった様子。Dropboxライク?
  • 画面右端(右上)にマウスカーソル持っていってチャーム出すのはまだできない
  • バッテリアイコンが横向きに
    image
  • IEのバージョンはこんな感じ
    image フィードバック用ボタンが追加された
  • ストアアプリは全体的に挙動がマシになった感(ただし上下端からのスワイプとか無理)
  • チャーム用のボタンが大きくなった(?)
    image タッチしやすくなった
  • ストアアプリでALT+F4効くようになった
  • Winキー+カーソルで画面端にスナップとかできるようになった

とかですかね。ちょっときびきび動くようになった? というかできなかったことが戻りつつある。。。

あと1つ前のビルドはスリープ前にストアアプリとか起動してると、スリープ復帰時に固まるとかいろいろひどかったのが直ってるといいなぁ。