今日の目玉はDocumentDBが日本に来た事、AzureポータルやMobile AppsがGAしたことですかね。あとCDNが微妙にUpdateされてる。。
DocumentDBが日本へ
GAしたのが4月8日なので8か月ほど(Previewから1.4年ほど)後になりましたがやっと日本に来ました。
これで安心して使えますね。
そのほか古いSDKの話なども出てますのでこちらも参照。
Azure ポータルがGA
Azure PreviewポータルがついにGAしました。
Previewとれてすごくシンプルになった気がしますね。なおパフォーマンスについてもだいぶましになった気がします。
※ 6か月前に比べて主要なブレードの起動パフォーマンスが300%向上らしい。。どんだけ前遅かったんじゃ
これまでのポータル(下図)はクラシックポータルという名称かな?今後はポータルといえば上記のものになりますかね。
なおサービスによってクラシックポータルでしか管理できないのが一部あります。(そのうちサポートされるでしょうけど)
一覧はこちらを参照。
なお、Azure DNSのようにどちらでも管理できずCLI等しかないのは表にありませんのであしからず(
※Azure Active Directoryの管理がAzureポータルでできるような表記だけど謎い
いろいろ管理対象が増えてるので、ぜひ再チェックしてみてください。編集できないけど見るだけのResource Explorerや
Azure App Service Mobile AppsがGA
Mobile AppsもGAしました。前回だかのUpdateでSDK周りやいろいろUpdateありましたが、GAの伏線(?)でしたね。
App Service EnvironmentでのVNETやVPNサポートも来ました。
あとは既存のMobile Servicesからの移行ですが、そのあたりはこちらを参照。(今のところ自動という感じではないです)
Azure CDNのアップデート
CDNが新しくなったっぽいです。新しいCDNのほうはAzureポータルで管理できます。(CDNプロファイルというほう)
※CDNエンドポイントとか書いてるのはクラシックポータルで管理するやつのほうです。(ややこしい)
新しいほうはエンドポイントのドメイン名も少しかわりました。なおCDNプロファイル単位で料金プランも変わる感じです。CDNプロファイル内に複数のCDNエンドポイントを追加できます。
エンドポイントのFQDNは<一意の名前>.azureedge.net ですね。
なお増えた機能としてはREST APIでのもろもろの操作が可能になったのと、コンテンツのPurgeが可能になりました。Purgeの性能はしばやん先生に見てもらいたいですね。
またプレミアムのプランではリアルタイム分析やルールエンジンが使えるようです。
ぜひ試してみてください!
Azure Container Service (Preview)
以前にアナウンスされてたAzure Container ServiceがPreviewとして利用可能になりました。
ただし現状は申請フォームより申し込みが必要です。Apache MesosやDocker Swarmなどをサポートしててコンテナーを動かすための基盤が簡単に構築できる感じですね。興味のある方は申請しつつドキュメントを参照しましょう。
Azure Security Center (Preview)
リソースの状態やセキュリティ関連の情報を仮想マシンなどから収集したりする機能がPreviewとして公開されました。
使い始めるには最初にサブスクリプション単位でセキュリティポリシーをアップデートする必要があるようですが。
ログを保存するためのストレージの構成がうまく行えず、、
まぁいろいろ見れるようになるみたいです。後でちゃんと見よう。こちらのドキュメントも参照。
Azure SDK 2.8.1 for .NET
Visual Studio 2015 Update 1にあわせてAzure SDK 2.8.1 for .NETもリリースです。
大きくはApp Service周りの連携向上やテンプレートの更新などですが、AutoRestを使ったREST APIのクライアント自動生成が面白そうです。この機能を使うとAPI Appsなどで公開されているSwaggerのドキュメント経由で自動的にREST APIのクライアントクラスを生成してくれるようです。
後は現状のApp Service関連のトポロジ(サイト構成やDB周りなど)をARMのテンプレートとして出力できるのも再利用しやすくていいかもですね。(他のやつもほしいなぁ)
SSDTのUpdate
SSDTもUpdateされました。SQL Databaseへの接続をより簡単にしたりとかですかね。Firewallの設定を接続時にできたりとかは便利かも?
Debian GNU/Linux サポート
MarketplaceにDebian 7/8のイメージが公開されました。
ADAL 3.x preview
.NET Coreに対応したのでLinuxやMac OS XでもOKという感じですかね。Windowsだと.NETなデスクトップアプリやストアアプリをIntuneを使って登録済みデバイスに限定的にアクセスを許可するとかもできそうです。なおUWPはサポートされているのでWindows 10 MobileはOKですが、Windows Phone 8.1はサポート外となりました。(Windows Phone 8.1はADAL2.xを使用してくださいという感じ)
ただADAL3.xを使うと.NET Core、UWP、iOS、Android(このへんはXamarinかな?)がサポートされるのでこれは認証周りを組み込む場合にすごく便利だと思います。