Azure SDK 2.7 for .NETほかUpdate

Visual Studio 2015がRTM(それとVisual Studio 2013 Update 5)した関係でAzure SDK for .NETも2.7がリリースされました。またVisual Studio 2015に対応したApplication Insights Toolsもリリースされてます。

ダウンロードはWeb Platform Installerからどうぞ

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関連してるかどうかは謎ですがAzure PowerShell/Azure x-plat CLIも更新されてます。

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Azure Update (2015.07.17)

ASRの機能が解放されたのでかなりの仮想マシンをAzure上へ移行できるようになったりLinuxサポート増えたりいろいろです。

 

Azure Site Recoveryの一部機能がGA

見出しが難しいですが、ASRがVMware、AWS、Hyper-V、物理サーバーからAzureへの移行に対応しました。

対応表は以下の通りです。

移行元 移行先 サポートGuestOSタイプ
Hyper-V 2012 R2 Azure Azure上でサポートされるすべてのGuest OSタイプ
Hyper-V 2008 R2 SP1 and 2012 Azure Windows (*) またはLinux (*)
VMware vCenter Server 5.0,5.5 ESIi 5.0, 5.5 と 物理サーバー Azure Windows (*) またはLinux (*)
Amazon Web Services (Windows AMIのみ) Azure Windows Server 2008 R2 SP1+
Hyper-V 2012 Hpyer-V 2012 R2 Hyper-VでサポートされているすべてのGuest OSタイプ

* Windows Server 2008 R2 SP1以上、CentOS 6.4, 6.5, 6.6、Oracle Enterprise  Linux 6.4, 6.5、SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3

 

Apach Spark for HDInsight (public preview)

HDInsightでApach Sparkが使えるようになりました。

Event HubsのAMQP over WebSocket対応

Event HubsでWebSocket経由でAMQPが使えるようになりました。Service Bus .NET clientで使う場合はServiceBusEnvironment.SystemConnectivitiy.ModeにConnectivityMode.Httpを指定するだけです。お手軽。

Linuxサポートの拡張

以前は対してサポートしてくれてなかったAzureのLinux周りですが(日本でいうところの「サポート」じゃないです)、より深く対応できるようになりました。

対応ディストリビューション

  • Ubuntu
  • CentOS (OpenLogic)
  • Oracle Linux
  • SUSE Linux Enterprise Server (SLES)
  • OpenSUSE
  • CoreOS

サポート範囲

Azureのプラットフォームやサービスに関する根本原因に加えて以下のサポートを制限付きで提供します。

  • インストールと構成
    • Azureプラットフォームやサービスに対応するLinuxディストリビューションをインストール、構成する場合のヘルプなど。根本原因が解決できない場合はディストリビューションベンダーに連絡する必要がありますがMSと一緒にトラブルシュートなセッションを始められるようです。
  • パフォーマンスとネットワーク
    • Azureプラットフォームやサービスに適用。高度なトラブルシュートやパフォーマンスチューニングはディストリビューションベンダーと(以下同上
  • 例外
    • セキュリティに関するシナリオは範囲外
    • 基本的にアプリケーション開発やカスタムコード/カスタムアプリケーションのトラブルシューティングは範囲外。
    • Azure上にアプリケーションやソリューションを構築する場合の設計や構築支援は無いです(パートナー探しましょうね)

3rdパーティーの技術サポート

MS以外のテクノロジーもサポートします。

  • 言語
    • PHP/Java/Python
  • DB
    • MySQL
  • Web、アプリケーションサーバー
    • Apache/Tomcat
  • フレームワーク
    • WordPress

上記に対して以下の範囲をサポートします

  • インストールや設定中に発生した問題
  • Azure上に展開するときのエラー等
  • Azure上でのランタイムエラー
  • Azure上のサービスやプラットフォーム、サポートされているサードパーティーテクノロジーを使って構築されているアプリケーションのパフォーマンス問題

また設計指導や開発支援などのサポートを依頼するとフォーラムやコミュニティのサポートに送られるようです。
サードパーティーの技術サポートは英語であることとUSの営業時間内で利用可能とのこと。今後に期待したいですね。

Media Encoder StandardがGA

オンデマンドのメディアエンコーダーであるMedia Encoder StandardがGAしました。あまり追ってなかったので詳細の把握難しいですがAzure Media Encoderから置き換わるようです(?)

※それとは別にレガシーなエンコーダーは2015年9月15日で終了のようですが。

サポートフォーマットやコデック増やしていったりしやすいようにということでしょうか。メディア WITH MICROSOFTのUpdateを期待してまってます。

Marketplaceのイメージ経由でVM作成時にARMサポート

Marketplaceで仮想マシンなイメージ選択して作成する際に従来通り(クラシックな仮想マシン)か、Azure Resource Manager(ARM)を使ったVMv2な仮想マシンを展開するか選択できるようになりました。

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あとカスタムなSKUや特典をMarketplaceから選択する際、Azure PowerShellなどプログラムからデプロイできるようにするサブスクリプションを設定できるようになりました。

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※ライセンス条項などに同意する必要があるので、ここであらかじめ同意しておくことでREST API等で対象のイメージを展開することができるようになる感じです。

設定した内容はサブスクリプションのブレード内でも確認することができます。

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あとはDocker Hubとの統合などなど細かい(以前の)アップデートもあります。

その他

Azure Update (2015.07.10)

LinuxでRDMA使えるようになったりAzure BatchやASRの一部機能がGAなどいろいろ。

ブラジル南部でAzure Site RecoveryがGA

GAしました。

Azure Site Recovery の物理マシンおよびVMwareからの移行がGA

細かいサポート具合ですが

  • ソースの再シード不要でフェイルオーバーのテストや災害復旧訓練などのスマートレプリケーションがサポート
  • ソースのボリュームのサイズ変更がサポート
  • プロセスサーバーのフェイルオーバーとロードバランシング
  • 複数NICなLinuxのAzureへのレプリケーションをサポート

などです。AWS上のWindowsインスタンスを保護することもできるようなので、AWS・Hyper-V・VMware・物理マシンの保護が可能になりました。詳細は上記公式Blogを参照ください。

Azure BatchがGA

Azure BatchがGAしました。GAにともない新しいAPIが増えたりクライアントサンプルやSDKなどちまちまUpdateされるようです。またAzureポータル(プレビュー)上でプールやジョブの監視などが可能になるように、定期的にUpdateされるようです。(現時点ではまだ触れない)

LinuxマシンのRDMAサポート

RDMA(Remote Direct Memory Access)が使えるマシンとしてLinux(現時点ではSUSE Linux Enterprise Server 12のみ)もサポートされるようになりました。(現時点でA8/A9でご利用いただけます。より詳しい情報はドキュメントを参照)

また併せてHPCパックも更新されています。(HPC Pack 2012 R2 Update2でLinuxがサポート)

一部Virtual Machineの料金値上げ

基本のXSサイズのSUSE Linux Enterprise Serverなイメージの料金が2015年9月1日以降、若干値上げされるようです。料金とコア数の整合性を高めるためらしいです。利用されている方は注意ください。

その他のUpdate

  • Support for Custom Blob Output Path
    • Azure Stream AnalyticsでBlobへ出力時のパスをいじれるようになりました。日付や時刻({date}と{time})を使ってパスを分けることができます。
  • Scheduling Azure WebJobs with cron expressions
    • Web JobsのスケジュールをAzure Schedulerに頼らずInternal WebJob Schedulerというのを使って実現できます。設定はCronぽく記述。(当然ながらAlways Onを有効かしないとダメというのと現状ポータルなどからは設定できません)
  • Building Linux-Based Solutions on Azure Jump Start
    • MVA上のイベントですが現地時刻の7月14日にOSS中心(LinuxやDockerなど)の話をMS本社のPM達が自らしゃべってくれるようです。興味のある方は是非ご参加ください。

Azure Update (2015.07.02)

細かいの含めていろいろ。

SQL Database Elastic Database query (preview)

Elastic Database queryというのが使えるようになりました。

Elastic Database Poolは複数のDBまとめて1つのプールとして扱うことができる機能でDTUなども全体的に管理できますが、SQL Database Elastic Database queryはたんに複数DBに対してT-SQLなクエリを発行できる機能です。Elastic  query用Databaseを作ってSharedmapの管理などやらせてここにT-SQLなクエリを投げると良しなになるようです。たぶん。

ムッシュ先生がすでにいろいろ見てると思いますので、そちらをどうぞ。

PowerBI時など、一般的なツールから複数DBを簡単に扱えるようになるのがいいですね。

SQL Database Index Advisor (preview)

Indexのパフォーマンスなど評価して推奨インデックスを教えてくれたりする機能のようです。v12なDBの場合は簡単にIndex追加したりも可能なようす。ムッシュ先生のレポートを待ちたいところ。

Docker Extensionの更新

Virtual Machine用のExtensionですが、Dockerの構成が簡単にできるようになります。User Guidにある通りJSON形式でいろいろ設定します。新しい機能としては以下の通り。

Docker Hubとの統合:資格情報設定してDocker Registry/Docker Hubにサインインできます。
Docker Composeサポート:Docker Compose使ってDockerコンテナの作成などできます

Extension名が MSOpenTech.Extensions.DockerExtension から Microsoft.Azure.Extensions.DockerExtension に変更されているのも注意が必要です。古いExtensionは12月1日に削除されるので注意しましょう。

Azure CLI v0.9.5 以降を使っている場合(x-platのやつ)、azure vm docker  createコマンドで透過的にDockerなVirtual Machineを作成できます。

Web Appsでクライアント証明書マッピング認証をサポート

たまに要望がでるクライアント証明書マッピング認証(TLS相互認証)がWeb Appsでサポートされるようになりました。今のところ設定するのはARM触らないといけないのでちょっと面倒そうですが。(clientCertEnabledという設定をTrueにするようなJSONファイルをUploadして有効化する必要がある。ドキュメント参照)

これで具体的に何ができるかというと単にX-ARR-ClientCertヘッダが許可されるようになるだけです。なのでクライアントからもらった証明書をWebアプリ側で確認できますという感じですね。実際に証明書が正しいものかどうかの認証や検証作業はアプリ側の責任なのでがんばりましょう。(サーバー側に証明書を配置したりする作業は上記URLにあるような作業なりをしないといけないです。あとアプリケーションの設定やマッピングなど)

Azureポータルの拡張 (June Update)

Azureポータルがいくつか拡張されました。

  • Azure Preview Portal Improvements (June Update)
  • パンくずリストの追加ほか
    • 画面上部にパンくずリストが追加されました。ブレードたくさん開いても移動が楽になりますね
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    • また1クリックでタイルの移動などができるようになります。右上の image ボタンでタイルの編集On/Offができます。
    • ディレクトリの切り替えなどがいつでもできるようになりました(前はスタートボードの時だけ)
  • 一覧でのリフレッシュボタンの追加や一覧からの除外など
    • リフレッシュボタンが付きました。一覧更新しやすくなりました。
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    • Browse AllでいきなりAll Resourceブレード開くので手間減った感
  • 通知とAuditログの表示
    • Auditログの表示がしやすく
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  • 空のリソースグループの作成
    • Marketplaceで「Resource group」を指定して空のリソースグループを作成できるようになりました
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    • 今まで何かのついでにしか作れなかったので楽になりました。
  • テンプレートからのデプロイ
  • ディープリンクのブックマーク
    • 各ブレード開いたときにURLが変わるようになりました。
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    • ディープリンクとなってるので、ブックマークしておくことで直ぐに対象ブレードを開くことができます。

今後もパフォーマンス改善やナビゲーション周り、リソース作成時の操作感などの改善が予定されているようなので楽しみですね。(いつPreview取れるのか。。。)
※ Classic Portalにある機能もちゃんと使えるようになってほしいですけどね。

Web AppsのアウトバウンドIPアドレス

ARM経由でWeb AppsのアウトバウンドIPアドレス(送信時のIPアドレス)が見れるようになってました。

どうやらスタンプ単位で複数IPアドレスを持っているみたいですね。自分のWeb Appが所属するスタンプやARM経由でIPアドレスを確認できるので、ある程度の制御(Web Appsからの接続だけ許可とか)は可能です。

(東日本は2つスタンプあるようですね)

Azure Automationのインプットデータソースの拡張

GUIでインプットソース選んでパラメーターを設定したりできるようになりました。

その他

Azure Update (2015.06.25)

こまごまUpdateされてたのを含めていろいろです。ただのリンク集になりつつある今日この頃です。つら。

Azure Application Gateway (GA)

平たく言うとManaged ARR(2.5)です。L7です。負荷分散だけなら標準のLoadBalancerでもいいのですけどSSLオフローディングなど可能です。

しばやん先生がすでに触られてたのでそちらもどうぞ。

現状ラウンドロビンしかルール設定できなそうだったり、ARR2.5なのでWebSocket未対応だったりしますがSSLオフローディングできるので証明書の管理を集約できるのと、VMv2と合わせて柔軟な構成ができるのはうれしいですね。ARR3.0にしてくれーっていうのは一応Feedback済みです。

Azure Key Vault (GA)

Azure Key VaultがGAしました。

なお現状日本リージョンは未対応です。

Azure Storageでクライアントサイドでの暗号化(Preview)などにも使えるので注目です。

Azure AD Connect (GA) / Azure AD Connect Health (GA)

Azure AD ConenctとAzure AD Connect HealthがGAしました。

Azure AD ConnectはオンプレのADとAzure ADを同期させるためのサービスというかツールです。またADFSの簡単構成などもできるのと、将来的にはオンプレAD以外のIDストアとの同期もできそうです。

Azure AD Connect HealthはADFSを使ったフェデレーション認証時にADFSの各種モニタリングや電子メールによるアラートなどが可能なAzure側のサービスです。(Azureポータルから追加できます)

Azure ADがらみでいえばGraph APIもVer1.6がリリースされてるのでそちらも参考に。

Azure Redis Cache Update

Redis Cacheの機能がよくなりました。

Scale (Preview)ということで、動的にスケールアップすることができるようになりました。注意点としてはBasicとStandard間での変更は無理なのと、サイズダウン(スケールダウン)はできない点です。(このような場合は再作成しろという感じ)
※まぁそうでしょう

他にはキー・スペース通知がサポートされたりMaxmemoryの予約(非キャッシュ操作のための予約領域の指定)ができるようになったりです。またAzureポータルで使用量などもろもろの指標を見ることができるようになりました。

あとはASP.NET Session & Output Cache provider for RedisがOSSになったりしています。

Azure Billing API (Public Preview)

Azureの使用量や料金表に関するREST APIが追加されました。(ARMベースです)

EAもサポートしてるみたいです。使用量には金額は無いので、料金表と紐づけて金額を出す感じです。(メーターIDでそれぞれに対してレートを引っ張ってこれます)

Cloudyn と Cloud Cruister がすでにグラフィカルに管理することができるソリューションを出してるみたいですね。単純なREST APIなのでPower BIと連携させたりいろいろ面白そうです。一応自分でもExcelでとれるアプリは作ってはみたものの。

まぁ興味があればご連絡ください。

Docker周り

DockerConでMark Russinovichが登壇したりと、今やDocker支援してる第一人者的な位置づけになったMicrosoftですがDockerConでの発表に合わせていろいろUpdateがありました。

まずはAzureポータル上に「Container Apps」というのが増えました。あらかじめ用意されたDockerコンテナを簡単にデプロイしてVMv2を立ち上げることができます。

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※なおイメージが無いのかわかりませんが作成できるリージョンはまだ限られている模様です。

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またCIを実現するためにVisual Studio OnlineでDocker Composeを使ったコンテナの展開なども可能になったようです。(Dockerイメージのプライベートリポジトリとして使える感じかな)

というようにDockerに関する機能が増えましたが併せてVisual Studio Codeを使ってインテリセンスきかせながらDocker Composeファイルを編集したりすることもできるようになっています。

Azure Backup の利用可能地域が増えました

増えました。

Australia EastでPremium StorageがGA

ちなみにJapan Eastはまだです(Japan WestはOK)

Azure SQL Data Warehouse (Limited Public Preview)

規模があれなのか限定的なパブリックプレビューが始まりました。

ムッシュ先生にいろいろ教えてもらいたいところです。

SQL Database Elastic Database Poolの最小サイズをアップデート

最小eDTUが200だったのを100 eDTUに引き下げです。より使い始めるのが楽になったかな?

Application Insights周り

Windowsアプリケーション用のSDK 1.0.0がリリースされました。

ASP.NET/JavaなWebアプリケーション以外にもカミングスーンとしてiOS/Mac OS X/Android/PHP/Python/Ruby/node.jsなども予定されています。

またApplication InsightsのチャートやテーブルのデータをAzureポータル上からExcelにエクスポートできるようになりました。

Azure  Service Fabric周り

ドキュメントが充実しだしたり、先が楽しみです。

その他のUpdateなど